メーヌ・エ・ロワール

ロワール渓谷の中心部にあるメーヌ・エ・ロワールは、ユネスコ世界遺産に登録されており、豊かな自然と歴史遺産を誇る県である。5月28日火曜日、オリンピック聖火がこの地域を巡ることで、これらの魅力をさらに引き立てる。聖火は、バージュ・アン・アンジューから出発した後、モンソローで中世の城の内庭を巡る。この城はルネサンス期に建てられ、現在は近代美術館となっている。聖火は次に、ル・リオン・ダンジェに進み、イル・ブリアン県立公園を訪れた後、コトー・デュ・ラヨンのぶどう園を通過してショーデフォン・シュル・ラヨンに向かう。ラ・ロマーニュに到着の後、ラ・ステラ・スポーツ施設を訪れる。そして、聖火はサン・フロラン・ル・ヴィエイユで、モン・グロンヌにそびえる修道院教会の前を通り、この日の終着地であるアンジェに向かう。

アンジェでの祝賀

ロワール渓谷のグラン・ウエスト地域の玄関口であるアンジェでは、この日の旅の終わりの祝典が開催される。聖火は、14万平方メートルの広さのスポーツ複合施設であるジョゼット・アンド・ロジェ・ミクラック・スポーツパークから出発する。市内中心部とメーヌ川の間にあるパルク・バルザックとブールヴァール・デュ・ボン・パストゥールを駆け抜け、アンジェの最も象徴的な名所である中世の城に向かう。この城は13世紀から16世紀にかけて建立された。その後、聖火は多くの独特な木組みの家や市内中心部にある4ヘクタールの緑豊かな植物園で有名な旧市街を通過し、最後にジャン・リュルサー美術館の向かいのロシュフコー広場に到着する。この広場は、この日の旅の終わりを祝う祝典会場となる。