ロワール・エ・シェール

ロワール・エ・シェール県は、点在する王宮で世界中に知られており、この日、オリンピック聖火のリレーの旅を通じて照らし出される。聖火リレーは、フレトヴァルのロワール川のほとりから始まり、ポルト・サン・ジャックを通って、芸術と歴史の街として知られる町ヴァンドームに向かう。そこから、聖火はショーモン・シュル・ロワールに進む。その町にある城は、ロワール川にそびえ立ち、毎年国際庭園祭りが開催されている。

その後、ガロ・ローマ時代のルーツを持つワイン造りの村であるテゼに向かい、ソローニュの首都であるロモランタン・ラントネーを通過した後、フランソワ1世のために建てられたシャンボール城を訪れる。そこで聖火は、王のような歓迎を受け、レオナルド・ダ・ヴィンチが設計したことで知られる階段で城のテラスに上がった後、雄大な風景を見ながら階段を下る。ロワール・エ・シェール県の県庁所在地であるブロワでは、この日の旅の終わりの祝典が開催される。

ブロワでの祝賀

ブロワは、パリから1時間半のところにあり、ロワール川のほとりにそびえる町である。このコミューンは、生活の質、活力、歴史的・文化的な魅力で称賛されている。オリンピック聖火は、ブロワでのリレーの旅を通じて、この町の魅力を世界に発信することだろう。

聖火は、この町のスポーツ会場の主要なひとつであるレ・アレ・ミュニシパル・スタジアムから旅を始める。ルネサンス期にフランスの王たちのお気に入りの住居だったロイヤル・シャトー（王宮）の前を通過し、ドニ・パパンの階段に立ち寄った後、ロワール渓谷の風景を見渡すエヴェシェの庭園に向かう。オリンピック聖火は、市庁舎とサン・ルイ大聖堂に進んだ後、この日の終着地であるレピュブリック広場に到着する。ここでは、この日の旅の終わりを祝う祝典と聖火台の点灯式が行われる。