オリンピック聖火リレーのルート
ステージ概要
シャンパーニュとブルゴーニュの間に位置するオート・マルヌ県は、豊かな歴史と自然に満ちている。オリンピック聖火は、フランスで最も美しい要塞都市のひとつとして知られ、「北のカルカソンヌ」と呼ばれる丘の上の町ラングルから旅を始める。最初に、ガリア人やローマ人によって使われた温泉で知られるブルボンヌ・レ・バンと、先史時代の巨石遺跡ドルメンと角の塔(古い城の遺跡)で有名なノジャンに向かう。
そこから聖火は、コロンベ・レ・ドゥ・ゼグリーズを訪れる。ここは、フランス元大統領シャルル・ド・ゴールが家族とともに暮らした村である。そして、県行政センターであり、高架橋と19世紀の鉄道橋で知られるショーモンへと進んだ後、鋳造産業で栄えたフロンクルに向かい、最後はサン・ディジエでこの日の聖火リレーの旅を終える。
サン・ディジエでの祝賀
サン・ディジエは、ベル・エポック時代(パリが繁栄した華やかで美しい時代)に鋳造業で有名だったが時代は移り変わっていった。現在のこの町は、ヨーロッパで最大の人工湖のひとつであるデル湖からすぐのところにあり、スポーツや文化活動が盛んである。オリンピック聖火は、地元の人々が集い交流するヴェル・ボワ社会文化センターからこの町の旅を開始する。
聖火は、シャンパーニュ・ブルゴーニュ運河に沿って進み、小さなプロセニアム(額縁舞台)のような町の劇場を通り過ぎた後、この日の旅の終着地であるデュ・ジャール公園に向かう。毎年ミュジカル・エテ・フェスティバルの会場となるこの公園では、大勢の観客の前でオリンピックの価値を祝う祝典と聖火台の点灯式が行われる。
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