エソンヌ

7月22日月曜日、オリンピック聖火はエソンヌ県を訪れる。50年余り前に成立した比較的新しいこの県は、研究拠点、革新的なビジネス、大学、75,000人が学ぶ高等教育機関グランゼコールなどで知られている。オリンピック聖火は、26の記念碑があり、「芸術と歴史の町」として知られる古い王室の町エタンプからリレーの旅を始める。エソンヌ県最大の公共庭園のあるシャマランドを訪れ、そこで新鮮な空気を深く吸い込んだら、パレゾーに進み、その後マシーに向かう。

そこから聖火は、ラグビーファンの間でよく知られるコミューン、マルクシスに進む。ここには国立ラグビーセンターがあり、フランス代表チームの拠点となっている。聖火の旅は、ドラヴェイユとモンジェロン間を進み、ヴィニュー・シュル・セーヌに立ち寄った後、ドゥルダンを経てエヴリー・クールクーロンヌで締めくくられる。この旅を通じて、エソンヌ県の多様性と活力が照らし出されることだろう。

エヴリー・クールクーロンヌでの祝賀

エソンヌ県を巡る聖火リレーは、地域の魅力を世界に紹介し、終着地であるエヴリー・クールクーロンヌで締めくくられる。この町には、築100年未満の建物に授与される「優れた現代建築」のラベルを掲げる16の有名な建築物がある。オリンピック聖火は、これらの建築物に光を当てる。リレーの旅は、この町の文化財産のひとつである人権と市民の権利の広場から始まる。

聖火はまた、宗教建築を照らし出す。そのひとつは、20世紀にフランスの都市で建てられた唯一の大聖堂である復活大聖堂である。そして、1990年代初頭の大聖堂が建てられる数か月前に開設されたエヴリー・クールクーロンヌのグランド・モスクを通過する。その夜、聖火リレーは県内最大のスポーツ会場であるロベール・ボバン・ド・ボンドゥフル・スタジアムへと続く。これはイル・ド・フランス地域圏内で6番目に大きなスタジアムで、この日の旅の終わりを祝う祝典と聖火台の点灯式が開催される。