幼少期に父親のオリンピックメダルを磨いた経験から、いつか自分もメダルを手に入れたいと思い続けてきたインドのリーンダー・パエス。そのチャンスが訪れたのはアトランタ1996。フェルナンド・メリジェニとの3位決定戦だった。リーンダーは「私のオリンピック至高の瞬間」で、10億人以上が住む祖国を代表する意味や、オリンピックに対する特別な思いを打ち明けた。