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バンクーバー2010

バンクーバー2010トーチ

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(GETTY IMAGES)

ルート概要と詳細

オリンピアでの採火後、聖火はギリシャ国内でリレーされ、アテネから空路ビクトリア(カナダのブリティッシュコロンビア州)へ向かいました。その後、カナダのすべての州および準州を回り、1976年と1988年の開催都市であるモントリオールとカルガリーにも訪れました。

ビクトリアに到着したのは2009年10月30日で、オリンピックメダリストであるカトリオナ・ルメイ・ドーンとサイモン・ホイットフィールドが一緒に第1走者を務めました。

11月8日、聖火は空路を経てヌナブト準州のアラートに到着。この地は北極点から817kmに位置する、世界最北の定住地です。

2010年2月9日、カナダとアメリカの友好関係を祝し、聖火はワシントン州(アメリカ)とブリティッシュコロンビア州(カナダ)の間の国境に置かれたゲート、ピースアーチを通って一時アメリカに入りました。2月12日の開会式では、技術的な問題によって聖火台の4つのアームのうち1つが上がらなかったものの、他のアームを担当したナンシー・グリーン・レイン、ウェイン・グレツキー、スティーブ・ナッシュによって無事点火されました。このとき点火できなかったカトリオナ・ルメイ・ドーンも、その後動くようになったアームから閉会式で単独点火しました。

ルートマップ

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事実とデータ

開始:2009年10月22日、オリンピア(ギリシャ)

終了:2010年2月12日、BCプレイス・スタジアムおよびジャック・プール・プラザ、バンクーバー(カナダ)

第1走者:バシリス・ディミトリアディス、アルペンスキーでオリンピックに出場(1998、2002、2006、2010)。1998年に行われた長野オリンピックでもギリシャでの聖火リレーの第1走者を務めています。

最終走者:カトリオナ・ルメイ・ドーン、スピードスケートでオリンピックに出場(1992、1994、1998、2002)、長野1998で金、銅メダル、ソルトレークシティ2002で金メダルを獲得。ナンシー・グリーン・レイン、アルペンスキーでオリンピックに出場(1960、1964、1968)、グルノーブル1968で金、銀メダルを獲得。ウェイン・グレツキー、アイスホッケーでオリンピックに出場(1998)。スティーブ・ナッシュ、バスケットボールでオリンピックに出場(2000)。

走者数:約560(ギリシャ)、1万2,000(カナダ)

走者募集:募集プログラムはいずれもリレースポンサーのコカ・コーラ社とRBCが実施。一般ランナーに8,500枠が設定され、全体の3割は大会開催に大きく貢献したパートナーに割り振られました。応募件数は数十万件。

イヌイット、メティ、その他の先住民族向けに特別プログラムが用意され、聖火ランナーを担当するなど聖火リレーにおいて積極的な役割を担いました。

距離:2,180km(ギリシャ)、4万5,000km(カナダ、うち聖火ランナーが走ったのは4,000km)

経由国:ギリシャ、アメリカ、カナダ

トーチ詳細

概要:トーチの形状は雪上のスキーや氷上のスケートが描く流線と曲線から着想を得たもの。カナダの地形と聖火リレールートの曲線も参考にされました。トーチの大きさはカナダの広大な国土を象徴しており、カナダのシンボルであるメイプルリーフの切り込みが、空気を取り入れる部分になっています。トーチにはエンブレムとこの大会のモットー「燃えるハートで」も刻まれています。

色:シルバーおよびホワイト

長さ:94.5cm

材質:ステンレス鋼、アルミ、プラスチック

燃焼システム:ステンレス鋼、銅、真鍮

燃料:プロパン、イソブタン、炭化水素の混合物。燃焼時間は最短で12分(気温と高度による)

デザイン/製造:ボンバルディア、バンクーバー2010オリンピック・パラリンピック組織委員会/ボンバルディア

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(IOC)

トリビア

2つの同じ聖火台が開会式および閉会式会場のBCプレイス・スタジアムとコールハーバーのジャック・プール・プラザで使われました。前者の聖火は開会式後に消火され、その直後にウェイン・グレツキーが後者の聖火台に点火し、大会期間中を通して燃え続けました。大会最後の閉会式で、両聖火台は同時に消火されました。

ジャック・プール・プラザの聖火台は今日も残っています。高さ約10メートルで、柱はそれぞれ16.5メートル。

坑夫用ランプの形状で組織委員会のロゴが入った8つの安全灯は、ボンバルディアが製作。燃焼時間は約15時間で、ナフサベースの燃料を使用。

バンクーバー2010

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ビジュアル・アイデンティティは、各オリンピックごとに作成される

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メダル

オリーブ冠に始まり、メダルのデザインも年々進化

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オリジナルイメージは、オリンピックのスピリットを体現しているものでなければならない

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トーチ

オリンピックを象徴するものとして、開催国独自のバージョンを提示

トーチ

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