1932 Los Angeles

ロサンゼルス1932

アメリカが誇るオールラウンドアスリート、ミルドレッド・ベーブ・ディドリクソンがロサンゼルス1932で2つの金メダルを獲得。

Mildred DIDRIKSON

オリジナル

ONTHERECS02E008C_1532343249916.jpg

ディドリクソン、ロサンゼルス1932で輝く

エディ・トーランはロサンゼルス1932男子100m決勝で同じアメリカのラルフ・メトカーフと同タイムながら金メダルを手にし、五輪の歴史に名を残した。

陸上競技

ONTHERECS02E035C_1532376329935.jpg

トーランがロサンゼルス1932男子100mで歴史的金

ピエール・ド・クーベルタンは『オリンピック回顧録』に、「アテネ大会以来、アメリカのスポーツ青年たちが重ねてきた努力と、過去の大会での彼らの輝かしい数多くの貢献を、真に評価する時がきた。これらの理由で、IOC委員は満場一致でロサンゼルスを第10回大会の開催都市に選んだ」と記している。

Los Angeles 1932: California welcomes the world

ロサンゼルス 1932：カリフォルニアが世界を歓迎

Los Angeles 1932 - Stories Mosaic

1930年代、世界恐慌や戦争の影響により情勢が悪化する一方、日本はオリンピックでは獲得メダル数を増やすなど、スポーツ界で着々と力を発揮していた。1932年のロサンゼルス五輪では馬術の英雄、西竹一（にし・たけいち）が名を馳せ、1936年のベルリン五輪では前畑秀子が女子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した。

田島直人はベルリン五輪の三段跳で金メダルに輝いた。走幅跳では銅メダルを獲得している

馬術の英雄「バロン西」が世界の頂点に　ベルリン五輪では日本人女性初の金メダリストが誕生【1930年代の日本人メダリスト】

四年に一度行われるオリンピックは、世界屈指のアスリートたちが己の真価を発揮しようと全身全霊をかけて臨む舞台だ。経験値が高いほど成績が残せるイメージが強いが、必ずしもそうとは限らない。日本勢が初めてオリンピックに参加した1912年ストックホルム五輪からの約100年を振り返ると、十代でメダル獲得という偉業を成し遂げた若き日本人たちの奮闘が目を引く。

伊藤美誠（右端）は15歳で出場したリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得している

伊藤美誠、萩野公介、内村航平、田村亮子、岩崎恭子……オリンピックの歴史に伝説を残した十代の日本人メダリストたち10人

オリンピックがアスリートにとっての大舞台なら、エンブレムの選定はデザイナーにとっての夢舞台だ。1964年東京五輪のエンブレムのように、優れたデザインの作品は大会の記憶とともに後世まで語り継がれる。2020年東京五輪の「組市松紋（くみいちまつもん）」は江戸時代に広まった柄を継承。日本らしさを世界に伝えつつ、オリンピックの歴史に刻まれるだけの緻密さが特徴となっている。

2020年東京五輪のエンブレム。5つの輪のマークのオリンピックシンボルが含まれたものが「エンブレム」、含まないものが「ロゴ」と呼ばれる

オリンピックの象徴であるエンブレム。2020年東京五輪は江戸の伝統「市松模様」がモチーフ

オリンピックという大舞台に欠かすことのできない選手村は、アスリートが心と体を休める場所だ。国籍も人種も異なる選手たちが過ごす場所だからこそ、数多くの物語が生まれてきた。100年近くの歴史を誇る選手村にまつわる、興味深いエピソードをいくつか紹介する。

アスリートたちが心身を休める選手村には、病院や郵便局、銀行や美容院といった設備もそろう

オリンピック選手村では結婚式が行われたことも。大会後の再利用法も重要

1896-Athens_given_dimensions

アテネ1896

1900

パリ1900

1904

セントルイス1904

1908

ロンドン1908

1912

ストックホルム1912

1920

アントワープ1920

1924w

シャモニー1924

1924 Paris

パリ1924

1928w

サン・モリッツ1928

1928

アムステルダム1928

1932 Lake Placid

レークプラシッド1932

1936 Garamisch-Partenkirchen

ガルミッシュ・パルテンキルヘン1936

1936

ベルリン1936

1948-St_width1474

サン・モリッツ1948

1948-London_coloured-rings

ロンドン1948

emblenoslo

オスロ1952

1952 Helsinki

ヘルシンキ1952

1956 Cortina

コルティナダンペッツォ1956

1956

メルボルン1956

1960 Squaw Valley

スコーバレー1960

1960 Rome

ローマ1960

1964 Innsbruck

インスブルック1964

1964 Tokyo

東京1964

1968w

グルノーブル1968

1968 Mexico

メキシコシティ1968

1972 Sapporo

札幌1972

1972 Munich

ミュンヘン1972

1976 Innsbruck

インスブルック1976

1976 Montréal

モントリオール1976

1980 Lake Placid

レークプラシッド1980

1980E

モスクワ1980

1984 Sarajevo

サラエボ1984

1984 Los Angeles

ロサンゼルス1984

1988 Calgary

カルガリー1988

1988 Seoul

ソウル1988

1992 Albertville

アルベールビル1992

1992 Barcelona

バルセロナ1992

1994 Lillehammer

リレハンメル1994

Atlanta 1996

アトランタ1996

1998 Nagano

長野1998

2000 Sydney

シドニー2000

2002 Salt Lake City

ソルトレークシティ2002

2004 Athens

アテネ2004

2006 Torino

トリノ2006

2008 Beijing

北京2008

2010 Vancouver

バンクーバー2010

London 2012

ロンドン2012

2014 Sochi

ソチ2014

Rio 2016

リオ2016

2018 POC

平昌2018

Tokyo 2020

東京2020

beijing-2022_resize

北京2022

paris-2024_resize

パリ 2024

mico_23072024

ミラノ・コルティナ2026

la28_23072024

LA 2028

frenchalps_23072024

フランス・アルプス2030

brisbane_23072024

ブリスベン 2032

saltlake_23072024

ソルトレイクシティー・ユタ 2034

Olympic Games Los Angeles 1932

ロサンゼルス1932ストーリー

全ストーリー

馬術の英雄「バロン西」が世界の頂点に　ベルリン五輪では日本人女性初の金メダリストが誕生【1930年代の日本人メダリスト】

伊藤美誠、萩野公介、内村航平、田村亮子、岩崎恭子……オリンピックの歴史に伝説を残した十代の日本人メダリストたち10人

オリンピックの象徴であるエンブレム。2020年東京五輪は江戸の伝統「市松模様」がモチーフ

オリンピック選手村では結婚式が行われたことも。大会後の再利用法も重要

ロサンゼルス 1932：カリフォルニアが世界を歓迎

Olympic Games Los Angeles 1932

ロサンゼルス1932ストーリー

全ストーリー

馬術の英雄「バロン西」が世界の頂点に ベルリン五輪では日本人女性初の金メダリストが誕生【1930年代の日本人メダリスト】

伊藤美誠、萩野公介、内村航平、田村亮子、岩崎恭子……オリンピックの歴史に伝説を残した十代の日本人メダリストたち10人

オリンピックの象徴であるエンブレム。2020年東京五輪は江戸の伝統「市松模様」がモチーフ

オリンピック選手村では結婚式が行われたことも。大会後の再利用法も重要

ロサンゼルス 1932：カリフォルニアが世界を歓迎

馬術の英雄「バロン西」が世界の頂点に　ベルリン五輪では日本人女性初の金メダリストが誕生【1930年代の日本人メダリスト】