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アトランタ1996

アトランタ1996トーチ

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(GETTY IMAGES)

ルート概要と詳細

オリンピアでの採火式とギリシャ国内のリレーを経て、聖火は4月6日にアテネに到着した。パナシナイコスタジアムでは100周年を記念する特別な式典が行われ、過去17大会を開催した各都市の代表者が参列。それぞれの代表者に渡されたランタンには、メイントーチから分けられた聖火が入っていた。メインの聖火がロサンゼルスへ向かうまでの21日間、この炎はかつての開催都市とアテネでともされ続けた。

聖火は4月27日にロサンゼルス入りし、1932年と1984年のオリンピックで使用したメモリアルコロシアムからアメリカでのリレーがスタートした。第1走者を務めたのは、1984年の聖火リレーで最終走者だった元オリンピアンのレイファー・ジョンソン。リレーは1904年大会を開催したセントルイスも通過している。

7月19日、聖火がアトランタに到着した。近代オリンピックの起源を称えるために、アトランタ出身のボクサー、イベンダー・ホリフィールドがギリシャ人アスリートのブラ・パトゥリドゥと一緒にトーチをスタジアムに届けると、続いて競泳選手のジャネット・エバンスがトラックを1周。最後にスタジアム北端のスロープを駆け上がり、トーチを受け取ったモハメド・アリが聖火台に点火した。

ルートマップ

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事実とデータ

開始:1996年3月30日、オリンピア(ギリシャ)

終了:1996年7月19日、オリンピックスタジアム、アトランタ(アメリカ)

第1走者: コンスタンティノス・“コスタス”・クコディモス、陸上競技でオリンピックに出場(1992、1996、2000)

最終走者:モハメド・アリ、カシアス・クレイとしてボクシングでオリンピックに出場(1960)、ローマ1960で金メダルを獲得

走者数:~800人(ギリシャ)、12467人(アメリカ)

走者募集:年齢制限は1996年4月17日時点で12歳以上。地域社会に多大な貢献をしている人々や、オリンピックアスリート、オリンピックムーブメントの会員、コカ・コーラ社が国内および世界で実施する『シェア・ザ・スピリット』選考プログラムのメンバーなどがランナーに選ばれた。

地域社会に多大な貢献をしている人については、自薦でも他薦でも応募可能だった。ただし応募手続きの一環として、候補者の資質を説明する100字以下のエッセイが求められている。組織委員会が判断基準として定めていたのは、主なボランティア活動とその実績、地域社会における指導的実績、模範的行動や指南、慈善活動および並外れた偉業または実績など。約40000人の応募があり、最終的に5500人が選ばれている。

距離:2141km(ギリシャ)、26875km(アメリカ)

経由国:ギリシャ、アメリカ

トーチ詳細

概要:持ち手は木製で、オリンピック100周年を記念し、1896年から1996年までの夏季オリンピックのリストを刻印したリングが付いている。トーチのデザインは、葦を束ねた古代の松明と古代ギリシャ建築にインスパイア。アルミニウム製の「葦」は、近代オリンピックの大会数と同じ22本が束ねられている。中央のグリップにはジョージア産のピーカン材を使用。幅が広い黄金のリングが2つ付いており、一方には歴代の五輪開催都市、もう一方にはオリンピック100周年のエンブレムと葉っぱのキルトが刻まれた。

色:銀、金、茶

高さ:82cm

材質:アルミニウム、真鍮、ピーカン材

燃料:プロピレン、燃焼時間は20分。

デザイン/製造: ピーター・マストロジアンニス、マルコム・グリア・デザイナーズ/ジョージア工科大学

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(IOC)

トリビア

オリンピック開催を告げるため、かつて使われたポニーエクスプレスの経路に沿ってリレーが行われた。コロラド州ジュールズバーグとミズーリ州セントジョセフを結ぶ、全長875kmにおよぶ古き郵便速達サービスのルートだ。当時と同じく58時間以上をかけて、組織委員会からの手紙1000通が馬で運ばれた。

火をつけていないものの、トーチはスペースシャトルコロンビア号で初めて宇宙に運ばれている。

聖火台は高さ6.4m。長さ55mの橋でスタジアムに接続し、高さ35mのタワーの上に設置されている。当初の計画では最終走者が橋を渡り、タワーを上って聖火台に点火するはずだったが、モハメド・アリの役割を簡素化しつつ、点火する瞬間の見栄えも考慮し、スタジアム内から導火線を引く形になった。

ランタンの大きさは30.5cm、燃焼能力は20時間。燃料は流動パラフィンだった。

トーチ中央の持ち手に使われた木材は、地元農家から寄付されたもの。天国、地球、オリンピック聖火のつながりを象徴している。

アトランタ1996

オリンピックを深く知ろう

ブランド

ビジュアル・アイデンティティは、各オリンピックごとに作成される

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メダル

オリーブ冠に始まり、メダルのデザインも年々進化

メダル

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マスコット

オリジナルイメージは、オリンピックのスピリットを体現しているものでなければならない

マスコット

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トーチ

オリンピックを象徴するものとして、開催国独自のバージョンを提示

トーチ

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