【飛込】日本選手権3日目:13歳・玉井陸斗が男子10m高飛込で優勝

1 執筆者 渡辺文重
リオデジャネイロ五輪における寺井健の演技

石川県・金沢プールで開催されている第95回日本選手権水泳競技大会(飛込競技)は9月23日、大会最終日を迎え、男子10メートル高飛び込みの予選と決勝、女子1m飛び板飛び込み決勝、男女10mシンクロナイズドダイビング決勝が実施された。

オリンピック種目の男子10m高飛込では、13歳の玉井陸斗(JSS宝塚)が6本合計で498.50点を獲得し、初優勝。2位は山田周汰(筑波大学)で同425.55点、3位は萩田拓馬(静岡ビル保善)で同423.60点だった。

飛び込みでは、2019年7月に韓国・光州で行われた世界水泳選手権の結果、寺井健・坂井丞ペア(男子シンクロ3m飛板飛込)、三上紗也可(女子3m飛板飛込)、荒井祭里(女子10m高飛込)が、Tokyo 2020(東京五輪)出場の内定を獲得。残りの代表選考は、2020年2月に東京辰巳国際水泳場で行われる国際大会派遣選手選考会を経て、同年4月に東京アクアティクスセンターで開催されるワールドカップの結果で判断される。

なお、女子1m飛板飛込は宮本葉月(近畿大学)が、男子10mシンクロは金子舜汰(セントラルスポーツ)西田玲雄(近畿大学)ペアが優勝。女子10mシンクロは、漆間 陽波乃・長澤明生ペア(日本体育大学)のみの出場だった。

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