陸上アジア選手権カタール大会2日目、男子100mの桐生が金メダル

男子100mで優勝した桐生祥秀(日本生命)は、日本勢で今大会初の金メダルを獲得

現在カタールのドーハで行われている第23回アジア歴上競技選手権大会は、現地時間の4月22日に2日目を迎えた。この日は、男子100メートル、男子やり投げ、女子走幅跳、女子ハンマー投げ、男女800メートルなどの競技で決勝が行われた。

男子100メートルでは、桐生祥秀(日本生命)が10秒10(追い風1.5メートル)で金メダルを獲得。男子100メートルで日本初となる優勝を果たした。9月末から同会場で行われる世界陸上に向けて好感触を掴むとともに、出場権獲得へ大きく前進した。

また、決勝に進出した山縣亮太(セイコー)は棄権した。

女子走幅跳の決勝で、6メートル16の記録を出した高良彩花(園田学園高校)が銀メダルを獲得した。

男子やり投げでは、新井涼平(スズキ浜松AC)が81メートル93で銅メダルを獲得。女子ハンマー投げでも、渡邊茜(丸和運輸機関)が63メートル54で銅メダルを獲得した。

男子800メートル決勝に出場した村島匠(福井県スポーツ協会)は、6位に終わった。女子800メートル決勝では、塩見綾乃(立命館大学)も6位。

2日目を終えて、メダル獲得ランキングで日本は5位タイ(金1、銀1、銅3)。首位は中国(金4、銀6、銅5)、2位にはバーレーン(金4、銀5、銅0)、3位にインド(金2、銀3、銅5)が続く。

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