陸上女子走高跳のブランカ・ブラシッチ(クロアチア)は2月19日、自身の公式Webサイトなどを通じて、現役引退を発表した。ブラシッチは北京五輪同種目で銀メダル、リオデジャネイロ五輪同種目で銅メダルを獲得したほか、2009年に歴代2位となる2m08を記録している。
ブラシッチは長年、足の負傷に苦しんでおり、リオデジャネイロ五輪終了後からは長期のリハビリに取り組んでいた。なお、女子走高跳の世界記録はステフカ・コスタディノヴァ氏(ブルガリア)が1987年に記録した2m09。日本記録は2001年に今井美希氏が記録した1m96となっている。