11月15日、陸上男子100m日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(フロリダ大学)が自身のTwitterでプロ転向を発表した。
サニブラウンはプロ転向について、「陸上を始めてから目標の一つだった」とコメント。また、陸上に集中できる環境に身を置いて高いレベルで競技に取り組み結果を出していけるようにベストを尽くしたいとしている。
さらに、コーチやチームメイト、家族に感謝を伝えると同時に、プロ転向後も学業は続け競技との両立を目指す意向を表明した。
サニブラウンは2019年6月にNCAA屋外陸上競技選手権大会100m決勝で日本記録となる9秒97をマーク。日本陸上競技選手権大会では100mと200mの短距離二冠を達成した。世界陸上ドーハの100mでは準決勝敗退となったものの、4×100mリレーではアンカーを務め37秒43の日本新記録での銅メダルを獲得した。
Tokyo2020(東京オリンピック)でのメダル獲得も期待されている。