1月26日、ボストン体育協会(BAA)は第125回ボストンマラソン(2021年大会)の開催予定日を10月11日に決定したことを発表した。同マラソンは例年4月に開催されているが、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大により、延期が決まっていた。
レースの参加者数や安全対策とプロトコル、参加者の要件など詳細については、決定次第発表される。なお、マサチューセッツ州やコースを構成する8つの自治体の承認を得ることが、開催の条件となる。
ボストンマラソンは1897年に創設され、オリンピックに次いで歴史の深いスポーツイベント。例年4月の第3月曜日(マサチューセッツ州では愛国者の日)に開催されている。ワールドアスレティクス(世界陸連・WA)プラチナラベル(2021年の名称はエリートプラチナ)で、世界で最もグレードの高いマラソン大会の1つに位置づけられる。これまで瀬古利彦(1981年)、川内優輝(2018年)など8人の日本人が優勝している。2020年4月20日に予定されていた第124回大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、バーチャルイベントとして実施された。