栃木県宇都宮市で12月10日から13日かけて近代五種の全日本選手権が行われた。男子では小野友行が、女子では才藤歩夢が金メダルを獲得した。女子個人でTokyo2020(東京五輪)代表に内定している朝長なつ美は4位だった。
男子個人の優勝は1483点で小野友行。2位にはリオデジャネイロオリンピック代表の三口智也が入った。3位は昨年大会王者の嶋野光だった。
女子個人ではフェンシングでもオリンピック出場を目指す才藤歩夢が1350点で初優勝を飾った。得意のフェンシングでは18勝2敗でトップに立つと、馬術でもノーミスで満点を獲得した。2位は桑名知可子、内田美咲だった。
ただし、五輪本番では馬術の馬が抽選で決まるため、本大会での選考対象から馬術が省かれていた。
東京オリンピック代表の朝長なつ美は1289点の4位に終わっている。
近代五種は水泳、フェンシング、馬術、射撃、ランニングの5つの競技を行い、順位を決める。オリンピックでは男女それぞれ個人のみが実施される。
全日本選手権結果
男子
- 小野友行:1483点
- 三口智也:1477点
- 嶋野光:1475点
女子
- 才藤歩夢:1350点
- 桑名知可子:1331点
- 内田美咲:1306点
東京オリンピック代表内定選手
男子
- 岩元勝平
女子
- 朝長なつ美