29日、全米オープン(ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で男子シングルス2回戦が行われ、西岡良仁はフェリシアーノ・ロペス(スペイン、世界ランキング61位)に7-6 (7)、0-6、4-6、4-6で敗れ、初の3回戦進出にはならなかった。同試合は28日に予定されていたが、雨天のため順延となっていた。
第1セットは西岡が驚異的な粘りを見せる。互いに譲らず迎えた第10ゲーム、西岡は4つのセットポイントを凌ぐと、第12ゲームでも2つのセットポイントを凌ぎ、タイブレークへ。これを9-7で制し、第1セットを奪う。
しかし、その後も苦しい展開は変わらない。第2セットは0-6で奪われると、その後2セットとも4-6で落とし、セットカウント1-3で敗北。西岡の四大大会初の3回戦進出はならなかった。
勝ったロペスは3回戦で第5シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。