6月7日から14日に開催を予定していた「ツール・ド・スイス2020」は4月2日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受けて中止を発表。同時に、インドアトレーナーを用いたバーチャルレース「デジタル・スイス5」開催を発表した。期間は4月22日からの5日間。レースはオリンピックチャンネルでも配信される。
ツール・ド・スイスは、スマートトレーナーなどを用いたバーチャルサイクリングサービス「ROUVY」、ワールドツアーチームが共同出資した合弁会社「Velon」と協力し、世界初となるデジタルプロレースを開催。新型コロナウイルスの脅威を排除しつつ、ツール・ド・スイスの仮想空間内ステージで、トップサイクリストが競うことになるとしている。ツール・ド・スイスは、同レースにエントリーしている全チームを招待している。
招待チームは以下の通り。各チームとも3人のライダーが参加する。
- AG2R ラ モンディアル
- ボーラ=ハンスグローエ
- CCCチーム
- ドゥクーニンク=クイックステップ チーム
- EFエデュケーションファースト プロサイクリング
- グルパマ=FDJ
- イスラエル スタートアップ ネイション
- ロット ソウダル
- ミッチェルトン=スコット
- モビスター チーム
- NTTプロサイクリング
- ラリー サイクリング
- チーム イネオス
- チーム ユンボ=ヴィスマ
- チーム サンウェブ
- トタル ディレクト エネルジー
- トレック=セガフレード
- スイス代表チーム
参考:WORLD PREMIERE: THE DIGITAL SWISS 5 - Digital pro cycling race of the Tour de Suisse
オリンピックチャンネルでは同バーチャルレース「デジタル・スイス5」をライブストリーミングで中継する予定だ。