現地時間12月7日、ニュージーランド・ケンブリッジで開催中の「UCI(国際自転車競技連合)トラックワールドカップ第4戦」は2日目を迎え、男子オムニアムで橋本英也が4位、男子ケイリンは脇本雄太が5位となった。
4つのレースの総合ポイントを競う男子オムニアムの橋本は、スクラッチを7位、テンポレースを1位で25ポイントを獲得し、エリミネーションでは禁止エリアを走った走行違反による除外で13位に。最後のポイントレース(100周)では暫定1位になった場面もあったものの、後半伸びきれず3位のカザフスタン選手に12ポイント差の114ポイントで競り負けた。メダルは逃したものの、今季日本人最高位の4位でレースを終えたことで世界選手権、東京五輪代表への道も開けた。
日本発祥種目の男子ケイリンでは、新田祐大と脇本が出場。世界ランキング1位の新田は他選手からのマークも厳しく1回戦敗退、敗者復活戦でも敗れた。脇本は1回戦を1着で抜け、準決勝も3番手でギリギリ決勝へ。決勝では5位となり、メダルには届かなかった。
女子スプリントでは1回戦で太田りゆが小林優香との日本人対決を制したものの、2回戦でロシア選手に敗れ、13位となった。