中国の香港で行われている「UCI(国際自転車競技連合)トラックワールドカップ第3戦」は、現地時間11月30日に3日目を迎えた。この日は、各種目で個人戦が行われた。日本人最高位はケイリンの新田祐大の5位で、メダル獲得者はいなかった。
【男子】
男子ケイリンでは、第2ラウンドで同組の新田祐大と河端朋之の2選手。新田は3位で決勝の1-6位決定戦に進出。4位の河端は7-12位決定戦に回った。新田は5位、河端は10位でフィニッシュ。優勝は、ニュージーランドのカラム・ソーンダース。2位には、英国のケニー・ジェイソンが続いた。また、この日行われた男子オムニアムでは、窪木一茂が24人中11位。優勝は、ニュージーランドのキャンベル・スチュワート。
【女子】
女子では、マディソンの梶原悠未・古山稀絵コンビによる11位が日本勢最高位。同競技では、デンマークが優勝し、ニュージーランド、イタリアの順に続く。女子スプリントでは、太田りゆと小林優香が出場。ラウンド16で小林は13位、太田は16位で準々決勝には進めなかった。優勝はホスト国香港のリー・ワイジー、準優勝はドイツのエマ・ヒンツェ。女子スクラッチレースでは、鈴木奈央が14位で大会を終えた。優勝はノルウェーのアニータ・イヴォンヌ・ステンベリ。準優勝はオーストリアのヴェレーナ・エーベルハルト、3位にはポルトガルのマリナ・マルティンスが入った。
翌日の12月1日には、最終日が行われる。