男子バレー日本代表主将の柳田将洋がドイツへ移籍

1 執筆者 千葉群馬
柳田将洋が独・フランクフルトのユナイテッドバレーズへ移籍する

バレーボール男子日本代表のキャプテン、柳田将洋がドイツ・フランクフルトのユナイテッド・バレーズに移籍する。2017年から海外でプレーし、去年はポーランドのクプルム・ルビンに在籍していた柳田。これで海外での3シーズン目を迎えることになる。

「日本のベッカムがやってきた」

Twitterのフォロワー数が16万人を超え、女性を中心に日本国内で多くのファンを持つ柳田の加入を、ユナイテッド・バレーズは「日本のベッカムがフランクフルトにやってきた」と伝えている。

同クラブは柳田について「身長は186cmと高くないものの、力強いスパイクを放つ」と紹介。また、柳田の武器である高速なサーブについては「カミカゼサーブ」と表現し、期待の高さをうかがわせている。

監督のステリオ・デロッコ氏は「技術面でも精神面でも並外れて水準が高い日本で育った選手は、まさに"贈り物"のようだ」とコメント。また、「我々はポーランドで熱心に磨かれたマサヒロのスキルと影響力を得た」と柳田の加入を喜んだ。

日本代表の主将を務める柳田にとって、東京五輪を目前に控えた今季は重要なシーズンになる。

柳田は自身のInstagramを通じて、「近い将来での目標に近づき、そしてもちろんその先の事に大きな進歩となるシーズンになるように」と抱負を語っている。

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