自国開催となる2020年東京五輪でメダル獲得を目指す、日本の男子サッカー。7月には久保建英がFC東京からスペインの名門レアル・マドリードへ加入するなど、急成長を続ける東京五輪世代の選手たちから目を離せない。
今週のトピック
【8/12(月)】中村敬斗がエールディヴィジ開幕から2戦連続ゴール…堂安律も今季初得点
【8/12(月)】ネイマールのレアル・マドリー加入が加速化?実現なら久保建英の今季トップ昇格は絶望的に
【8/10(土)】久保建英はカスティージャ行きか、他チームへの武者修行か…2択が有力と現地報道
【8/8(木)】久保建英、レアルBチーム初戦では見せ場を作れず…今後はバジャドリー行きも?
【8/7(水)】久保建英が7日からBチーム合流…トップチームのオーストリア遠征メンバー外に
今週の海外組の活躍(8/5 - 8/11)
冨安健洋(イタリア1部ボローニャ)
プレシーズンマッチのビジャレアル戦に75分から途中出場し、1得点を記録。チームは3-4で敗戦した。
板倉滉(オランダ1部フローニンゲン)
エールディビジ第2節でトゥエンテと対戦し、板倉はフル出場。チーム1-3で敗戦した。
菅原由勢(オランダ1部AZ)
リーグ第2節でヴァールヴァイクと対戦し、菅原は右SBとして62分から途中出場。チームは2-0で勝利した。
中山雄太(オランダ1部ズウォレ)
リーグ第2節でユトレヒトと対戦し、中山はボランチでフル出場 。チームは1-3で敗戦している。
堂安律(オランダ1部フローニンゲン)
板倉と共に戦にトゥエンテ戦にフル出場。1ゴールをあげるがチームは1-3で敗戦。
伊藤達哉(ドイツ2部ハンブルガーSV)
伊藤はハンブルガーSVのセカンドチームで前線の一角として先発出場し、58分までプレー。チームは6-0で勝利。
中村敬斗(オランダ1部トゥエンテ)
リーグ第2節のフローニンヘン戦に左ウイングで先発出場し、76分までプレー。先制点を奪う活躍を見せた。チームは3-1で勝利。
前田大然(松本山雅FC/J1 ※CSマリティモへ期限付き移籍)
リーグ開幕戦でスポルティングと対戦し、57分から途中出場。チームは1-1で引き分けた。
安部裕葵(スペイン3部バルセロナB)
チームはカップ戦でロスピタレートと対戦したが、安部はベンチ外だった。
久保建英(スペイン3部レアル・マドリードB)
レアル・マドリードBはテネリフェと対戦。久保は出場しなかった。なお、スペイン1部バジャドリーへの移籍の可能性を地元メディアが報じている。
今週の国内組の活躍
小川航基(水戸ホーリーホック/J2)
アウェーのアビスパ福岡戦に出場し、53分にゴールを記録。今月水戸に期限付移籍で加入し、デビュー戦から2試合連続のゴールとなった。
東京オリンピック日本代表メンバー争い
オリンピックの男子サッカーの各チーム登録メンバーは18名。原則23歳以下(1997年1月1日以降に生まれた)選手のみだが、24歳以上の選手が出場できる「オーバーエイジ枠」が各チームに3名ずつ設けられている。ただし、必ずしも使用しなければならないわけでなく、判断は各国に委ねられている。
東京世代(U-22)日本代表候補選手(2019年招集)の公式戦成績
※8/12更新
GK
小島享介(大分トリニータ/J1):出場なし
オビ・パウエルオビンナ(流通経済大/大学関東1部):9試合810分出場
波多野豪(FC東京/J1):出場なし
山口瑠伊(エストレマドゥーラUD/スペイン2部):出場なし
DF
板倉滉(FCフローニンゲン/オランダ1部):2試合180分出場、0ゴール
田中駿汰(大阪体育大/大学関西1部):9試合810分出場、0ゴール
椎橋慧也(ベガルタ仙台/J1):7試合492分出場、0ゴール
町田浩樹(鹿島アントラーズ/J1):15試合1275分出場、1ゴール
大南拓磨(ジュビロ磐田/J1):12試合出場780分、0ゴール
立田悠悟(清水エスパルス/J1):19試合、1313分出場、0ゴール
原輝綺(サガン鳥栖/J1):15試合1267分出場、0ゴール
岡崎慎(FC東京/J1):2試合11分出場、0ゴール
古賀太陽(柏レイソル/J2):23試合1957分、2ゴール
橋岡大樹(浦和レッズ/J1):10試合809分出場、1ゴール
MF
中山雄太(PECズヴォレ/オランダ1部):2試合180分出場、0ゴール
相馬勇紀(名古屋グランパス/J1→鹿島アントラーズ/J1):17試合389分出場、1ゴール
三好康児(横浜F・マリノス/J1):19試合1035分出場、3ゴール
長沼洋一(愛媛FC/J2):22試合1775分出場、0ゴール
神谷優太(愛媛FC/J2):24試合1931分出場、3ゴール
三笘薫(筑波大/大学関東1部):8試合791分出場、4ゴール
伊藤達哉(ハンブルガーSV/ドイツ2部):出場なし
藤谷壮(ヴィッセル神戸/J1):2試合99分出場、0ゴール
遠藤渓太(横浜F・マリノス/J1):21試合1435分出場、1ゴール
舩木翔(セレッソ大阪/J1):2試合180分、0ゴール
高宇洋(ガンバ大阪/J1):6試合322分出場、0ゴール
岩崎悠人(北海道コンサドーレ札幌/J1):5試合28分出場、0ゴール
松本泰志(サンフレッチェ広島/J1):15試合1089分出場、0ゴール
杉岡大暉(湘南ベルマーレ/J1):20試合1800分出場、1ゴール
田中碧(川崎フロンターレ/J1):15試合1217分出場、0ゴール
齊藤未月(湘南ベルマーレ/J1):18試合1526分出場、1ゴール
川井歩(レノファ山口/J2):13試合1044分出場、1ゴール
松岡大起(サガン鳥栖/J1):16試合1170分出場0ゴール
久保建英(レアル・マドリード/スペイン1部):13試合1026分出場、4ゴール(記録はFC東京でのもの)
FW
小川航基(水戸ホーリーホック/J2):5試合393分、3ゴール
前田大然(CSマリティモ/ポルトガル1部):18試合1461分出場、2ゴール(記録は松本山雅でのもの)
旗手怜央(順天堂大/大学関東1部):9試合810分出場、3ゴール
上田綺世(法政大/大学関東1部→鹿島アントラーズ/J1):9試合616分、3ゴール → 3試合22分、1ゴール
小松蓮(ツエーゲン金沢/J2):18試合1159分出場、4ゴール
田川亨介(FC東京/J1):4試合88分出場、0ゴール
東京オリンピック男子サッカー出場国
東京オリンピック男子サッカーの出場チームは16。開催国の日本に加え、欧州の4か国が既に出場を決めている。日本とメダルを争うことになる国々の動向からも目が離せない。
- **開催国枠:**日本
- アジアサッカー連盟(AFC):3枠 AFC U-23選手権(2020年1月):3枠
- アフリカサッカー連盟(CAF):3枠/U-23アフリカネイションズカップ(2019年11~12月開催)
- 北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF):2枠/北中米カリブ海予選(2019年10月)
- 南米サッカー連盟(CONMEBOL):2枠/南米予選(2020年1~2月)
- オセアニアサッカー連盟(OFC):1枠/オセアニア予選(2019年9~10月)
- **ヨーロッパサッカー連盟(UEFA):**フランス、ドイツ、ルーマニア、スペイン