柔道の国際大会、柔道グランプリ・ザグレブ(クロアチア)大会が現地時間7月24日から28日にかけて行われ、日本代表勢は金メダル4、銀メダル4で国別トップの成績を飾った。
男子は、リオデジャネイロ五輪銅メダルの81kg級・永瀬貴規が見事優勝。日体大の藤原崇太郎との81kg級五輪代表争いに出遅れていたが、ついに復活の狼煙を上げた。
さらに男子勢は、100kg超級の原沢久喜が2位、90kg級の村尾三四郎も惜しくも2位で銀メダルを獲得した。なお、男子60kg級で世界柔道3連覇を目指す永山竜樹は練習中の左肩負傷で、飯田健太郎は右手親指付け根付近の側副靱帯(じんたい)の負傷でそれぞれ欠場していた
女子勢は男子を超える活躍をみせ、52kg級の角田夏実、78kg級の梅木真美、78kg超級の素根輝(決勝は不戦勝)の3選手が優勝を果たした。57kg級の玉置桃、63kg級の鍋倉那美も2位と、女子勢がメダルを量産。日本柔道の強さを見せた。