東京五輪の高付加価値型チケット、10月16日に発売:初回受付は12日まで

1 執筆者 渡辺文重
世界中のセレブリティが東京五輪に集う!?

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は10月9日、「東京2020オリンピック公式ホスピタリティパッケージ」が2019年10月16日(水)15時より販売開始されると発表した。このパッケージは、Tokyo 2020(東京五輪)のチケットに、飲食サービスなどを組み合わせた高付加価値型観戦チケット商品となっている。

■公式ホスピタリティパッケージとは?

「東京2020オリンピック公式ホスピタリティパッケージ」の対象となる競技日程、競技会場、価格は公式サイトから確認できる。

今回販売となるのは、開会式、閉会式、陸上競技(モーニングセッションを除く)、バスケットボール、野球・ソフトボール、水泳、馬術、サッカー、体操、ゴルフ、柔道、空手、ラグビー、テニス、テコンドー、レスリング。それ以外の競技については、随時公式サイト内で案内する予定だとしている。購入上限数は1商品あたり最大20パッケージまで。開会式および開会式と閉会式のセットは2パッケージまで、閉会式は4パッケージまでとなっている。

■10月12日が締切!? 公式ホスピタリティパッケージの購入方法は

購入を希望するパッケージがある場合は「東京2020オリンピック公式ホスピタリティ」で「購入登録」を行う。これは「公式チケット販売サイト」で利用する「TOKYO 2020 ID」とは異なっている。登録を行うと、東京2020オリンピック公式ホスピタリティ事務局より「購入申込書」(Excelファイル)のダウンロード先を記したメールが届くので、これを入手する。

「購入申込書」に必要な情報(住所や氏名、連絡先など)および購入を希望するパッケージを記入。このファイルを指定されたメールアドレス(東京2020オリンピック公式ホスピタリティ事務局あて)に添付して送信することで申し込みが完了する。

お問い合わせフォーム提出期間は「初回受付期間」が、2019年10月12日(土)23時59分までとなっている。13日以降も「継続受付期間」となるものの、人気の商品は「初回受付期間」までに申し込んだ分だけで完売となる可能性がある。販売予定数を超える申し込みがあった場合、「初回受付期間」に申し込んだ人を対象に抽選が行われるからだ。

販売予定数内だったパッケージを購入した人、そして抽選に当選した人には、10月16日(水)15時に「注文内容の確認」のメールが配信される。落選した人にも、この時点で案内メールが届くこととなっている。「注文内容の確認」が届いた人は、指定された手続き期限内に、各種規約と支払い条件の承諾を行い、パッケージ購入を確定。送られた請求書に従い、決済を行うことになる。

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