東京オリンピック出場権獲得のカヌー男子カヤックフォアメンバー帰国
カヌーの男子カヤックフォア500mでTOKYO2020(東京五輪)の出場枠を確保し、代表に内定した松下桃太郎らメンバーたちが8月27日に帰国した。
今回の世界選手権はハンガリーのセゲドで開催された。順位決定戦でアジア最上位の3着に入り、全体12位となって藤嶋大規、松下桃太郎、水本圭治と宮田悠佑の4人が同種目の東京五輪出場権を獲得した。
藤嶋大規は「(前回大会のリオ五輪は)誰も挑戦できず悔しい思いをした。東京五輪は自分たちが活躍して注目されるように頑張りたい」とコメントした。
また、2大会ぶりの五輪参加となる松下桃太郎は「メダルはまだまだ遠いが、来年までにはメダルが届く位置にいければ」と述べた。
水本圭治は「1秒でも速くなれるように一日一日大切に練習を積みたい」と意気込みを語った。
日本カヌー連盟は、カヌー・スプリント代表選考について、先の世界選手権と2020年3月末のアジア大陸予選にて東京五輪出場枠を獲得した選手を代表に内定するとしている。同2大会で出場枠を獲得できなかった場合、一部種目では開催国枠を使用。2020年5月のワールドカップドイツ大会での最上位者を開催国枠での代表に内定する。