富士山女子駅伝:名城大学が2年連続、全日本大学女子駅伝との2冠を達成
執筆者 渡辺文重1 分|
日本学生陸上競技連合主催・2019全日本大学女子選抜駅伝競走(富士山女子駅伝)が12月30日に開催された。10時に富士山本宮浅間大社前をスタート。ゴールの富士総合運動公園陸上競技場まで7区間で争われるレースは、名城大学が2年連続で、全日本大学女子駅伝との2冠を達成した。
2018年より2チーム増の全24チームが参加。雨の中で行われたレースは、第3中継所まで全日本大学選抜が首位でたすきリレーを行う。第4中継所は、2年ぶりの優勝を狙う立命館大学が全日本選抜をかわして1位で通過。しかし、第5区で名城大はトップに立つと、徐々にリードを伸ばして優勝を達成した。
コースマップ(pdf形式)
名城大は、10月に行われた全日本大学女子駅伝に続き、2冠。名城大の2冠達成は2年連続となる。順位は以下の通り。
- 名城大 2時間23分09秒
- 大東文化大 2時間24分25秒
- 全日本選抜 2時間25分22秒
- 立命館大 2時間25分45秒
- 城西大 2時間26分16秒
- 京都産業大 2時間27分27秒
- 日本体育大 2時間27分38秒
- 大阪学院大 2時間27分59秒
- 順天堂大 2時間28分4秒
- 東洋大 2時間28分54秒
- 松山大 2時間29分02秒
- 東京農業大 2時間29分07秒
- 鹿屋体育大 2時間29分10秒
- 大阪芸術大 2時間29分27秒
- 玉川大 2時間30分02秒
- 佛教大 2時間30分15秒
- 福岡大 2時間30分39秒
- 関西大 2時間31分59秒
- 拓殖大 2時間33分16秒
- 神戸学院大 2時間33分33秒
- 東北福大 2時間33分44秒
- 京都光華女子大 2時間34分37秒
- 関西外国語大 2時間35分04秒
- 静岡県選抜 2時間37分07秒
2019富士山女子駅伝 総合順位(pdf形式)
出場チームは、第37回全日本大学女子駅伝対校選手権大会の中から、富士山女子駅伝出場を希望する上位12大学、5000メートル走7名のチーム記録により選ばれた10大学、全国8地区からの選抜チーム(全日本大学選抜)。そして、静岡県内の中学校・高校を卒業した選手、または静岡県内の大学・大学院に在学する選手で編成された「静岡県学生選抜チーム」となっている。
歴代優勝チーム
- 第1回(2013年)立命館大学(7区間 総距離43.4km)2:21:48
- 第2回(2014年)立命館大学(7区間 総距離43.4km)2:22:20
- 第3回(2015年)立命館大学(7区間 総距離43.4km)2:21:50
- 第4回(2016年)立命館大学(7区間 総距離43.8km)2:25:43
- 第5回(2017年)立命館大学(7区間 総距離43.4km)2:23:46
- 第6回(2018年)名城大学(7区間 総距離43.4km)2:22:50
2019富士山女子駅伝は、フジテレビジョン系列27局で全国中継生放送された。