12月3日、「おりひめジャパン」こと女子ハンドボール日本代表が、IHF(国際ハンドボール連盟)女子世界選手権・熊本大会の第3戦を迎えた。日本代表は、世界ランク19位で前回大会でベスト4入りを果たした強豪スウェーデンに、26-34で敗れた。今大会初黒星で、1次ラウンド突破は次節以降に持ち越しとなった。日本は、グループDで2勝1敗の3位。首位はロシア、2位にはスウェーデンと、これまで全勝の2チームが並ぶ。
開幕2連勝同士、それぞれ勝てば1次リーグ突破が決まる1戦で、日本は競り負けた。前半で13-20と点差を付けられ、劣勢に立たされる。後半は、意地を見せ、13-14と競った展開になるものの、スウェーデンの精度の高いシュートとGKを始めとする手堅い守備に苦しめられた。
「おりひめジャパン」は、これまでチーム最多得点を取ってきた大山真奈(北國銀行)が大ブレーキ。8本のシュートを放ちながら、2ゴールと相手の守備に苦しめられた。この日の攻撃を引っ張ったのは、チーム最多の5得点を挙げた田邉夕貴(北國銀行)。敗れたものの、複数の得点源があることを示した。
日本の次節は12月5日。グループ首位、世界ランク2位のロシアと対戦する。