大坂なおみ「命を救うことが一番大切」…東京五輪の延期を受けてSNSにメッセージ

1 執筆者 渡辺文重
フェドカップに出場した大坂なおみ

大坂なおみは3月28日、Tokyo 2020(東京五輪)が1年程度延期されると発表されたことを受け、自身のSNSにメッセージを投稿。日本語と英語で綴られたメッセージは画像で投稿されており、「残念という言葉だけでは言い表せない」ものの、「命を救うことが一番大切」だと記した。

東京五輪のテニス出場枠は男女シングルスが各「64」人、男女ダブルスが各「32」組、そして混合ダブルスが「16」組となっている。シングルスは、世界ランキング上位56選手が出場権を獲得。ただし国・地域ごとの最大枠数が「4」となっている。大坂はシングルスのWTA(女子テニス協会)ランキングで日本人最上位10位。国別対抗戦フェドカップ出場という条件も満たしているため、東京五輪出場は確実視されていた。

なお、WTAおよびATP(男子プロテニス協会)の世界ランキングは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により数多くの大会が中止・延期となったことを受けて凍結中。WTAとATPは3月18日に共同で、6月7日までに予定されているツアーの延期を発表している。

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