国際スキー連盟、今季残りのジャンプW杯を中止…新型コロナウイルス影響

小林陵侑は男子個人総合3位、髙梨沙羅は女子個人総合4位でシーズン終了

1 執筆者 渡辺文重
2019-20シーズンのスキージャンプW杯は終了に

国際スキー連盟(FIS)は3月12日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、開催中だったトロンハイム大会(ノルウェー)を含む、2019-20シーズン残りのスキージャンプW杯を全て中止すると発表した。今季の個人総合成績は前大会までの結果が反映される。

FISは12日に、今季残りのスキージャンプW杯の中止を決定。その中には、小林陵侑や高梨沙羅が予選に出場していたトロンハイム大会も含まれていた。男子は、12日のトロンハイム大会と13日開幕のビケルスン大会(ノルウェー)が中止。女子はトロンハイム大会、13日開幕のニジニタギル大会(ロシア)、18日開幕のチャイコフスキー大会が中止となり、代替大会は行われないとした。一方、2年に一度開催されるFISスキーフライング世界選手権プラニッツァ大会(スロベニア)は、2020-21シーズンに延期される。

10日まで行われたリレハンメル大会(ノルウェー)終了時点のFISスキージャンプW杯個人総合成績は以下の通り。これが今季の最終順位となる。

■FISスキージャンプW杯個人総合成績(女子)

1.マーレン ルンビ(LUNDBY Maren/ノルウェー)

2.キアラ ヘルツル(HOELZL Chiara/オーストリア)

3.エヴァ ピンケルニヒ(PINKELNIG Eva/オーストリア)

4.髙梨沙羅(TAKANASHI Sara/クラレ)

12.伊藤有希(ITO Yuki/土屋ホームスキー部)

13.丸山 希(MARUYAMA Nozomi/明治大学)

18.勢藤優花(SETO Yuka/北海道ハイテクアスリートクラブ)

34.岩渕香里(IWABUCHI Kaori/北野建設SC)

47.小林諭果(KOBAYASHI Yuka/CHINTAIスキークラブ)

■FISスキージャンプW杯個人総合成績(男子)

1.シュテファン・クラフト(KRAFT Stefan/オーストリア)

2.カール ガイガー(GEIGER Karl/ドイツ)

3.小林陵侑(KOBAYASHI Ryoyu/土屋ホームスキー部)

13.佐藤幸椰(SATO Yukiya/雪印メグミルクスキー部)

24.伊東大貴(ITO Daiki/雪印メグミルクスキー部)

30.小林 潤志郎(KOBAYASHI Junshiro/雪印メグミルクスキー部)

34.佐藤慧一(SATO Keiichi/雪印メグミルクスキー部)

43.中村直幹(NAKAMURA Naoki/東海大学札幌スキークラブ)

47.竹内 択(TAKEUCHI Taku/飯山市スキークラブ)

54.岩佐勇研(IWASA Yuken/東京美装グループスキー部)

69.渡部弘晃 (WATANABE Hiroaki/東京美装グループスキー部)

73.栃本翔平(TOCHIMOTO Shohei/雪印メグミルクスキー部)

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