12月3日、国際卓球連盟(ITTF)は最新の世界ランキングを発表した。女子では伊藤美誠が先月から3つ順位を上げ自己最高の4位、男子では張本智和が変動なしの5位となっており、それぞれ日本人最高位をキープしている。
伊藤はオーストラリアオープンで今シーズン初優勝、T2ダイヤモンド・シンガポールでは準優勝と11月は好成績を収めており、7位から4位にランクを上げ自己最高順位を更新した。その他の女子日本勢では石川佳純が先月から2つ順位を落とし10位、平野美宇が1ランク落とし11位となっている。男子では丹羽孝希が12位、水谷隼が14位でそれぞれ1つ順位を落とした。
卓球世界ランキングはTokyo2020(東京オリンピック)の日本代表選考基準となっており、2020年1月時点の順位で男女とも日本人上位2人がシングルスの日本代表選手に選出される。
男子個人ランキング
1位:許昕(シュー・シン)/中国
2位:樊振東(ファン・ジェンドン)/中国
3位:馬龍(マー・ロン)/中国
5位:張本智和/日本
12位:丹羽孝希/日本
14位:水谷隼/日本
女子個人ランキング
1位:陳夢(チェン・ムン)/中国
2位:孫穎莎(ソン・エイサ)/中国
3位:劉詩雯(リウ・シーウェン)/中国
4位:伊藤美誠/日本
10位:石川佳純/日本
11位:平野美宇/日本
オリンピック出場関連情報
卓球の東京五輪日本代表選考については以下となる。
- 2020年1月時点での世界ランキングで日本人男女各上位2人がシングルスの日本代表選手に選出
- 3人目はダブルス代表となり、同ランキングだけでなくシングルス出場選手との相性なども加味して選出
- 世界ランキングポイントは獲得から1年間のみ有効となり、2020年1月の締め日までに2018年度分のポイントはすべて消失する