卓球ITTFチャレンジ・クロアチアオープン本戦が開幕。初日はU21男子シングルスの宇田が金メダルを獲得

1 執筆者 佐藤隆弘
女子ダブルスの佐藤瞳・橋本帆乃香ペアは、翌日の準々決勝に勝ち進んだ

現地時間の5月16日、クロアチアのザグレブで卓球のITTFチャレンジ・クロアチアオープンの本大会が開幕した。

この日は、男子および女子のシングルスとダブルスが行われれた。同時に、アンダー21(21歳未満)でも男子および女子のシングルスが行われた。

アンダー21では、男子シングルスの宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)が、米国の選手を破って優勝を果たした。女子シングルスに出場した相馬夢乃(遊学館高校)は、決勝で開催国クロアチアの選手に敗れて準優勝。銀メダルを獲得した。

男子シングルスでは、ラウンド64とラウンド32にあたる1回戦と2回戦が行われた。翌日の3回戦(ラウンド16)に進んだ選手は次の4人:戸上隼輔(野田学園高校)、森薗政崇(岡山リベッツ)、神巧也(T.T彩たま)、宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)。戸上と森園は、3回戦で直接対決となる。

女子シングルスでも男子同様に1回戦と2回戦が行われた。翌17日の3回戦に進んだ選手は次の7人:小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)、塩見真希(ミキハウス)、長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)、木原美悠(JOCエリートアカデミー)、加藤美優(日本ペイントホールディングス)、大藤沙月(ミキハウスJSC)、芝田沙季(ミキハウス)。

男子ダブルスでは、ラウンド16となる1回戦が行われた。田添響・田添健汰(ともに木下グループ)の田添兄弟ペアは、ベルギーのペアに3-0で快勝。翌日の準々決勝に駒を進めた。戸上・宇田ペアは、開催国クロアチアのペアを3-1で破り、同じく準々決勝進出を決めた。

4組が出場した女子ダブルスでは、全4組がそれぞれストレート勝ちで翌日の準々決勝にコマを進めた。小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)・相馬夢乃(遊学館高校)ペアは香港のペアに3-0のストレート勝ち。木原・長崎ペアも、オーストリアのペアを3-0で退けた。橋本帆乃香・佐藤瞳(ともにミキハウス)ペアもタイのペアを3-0の圧勝。大藤・芝田ペアもノルウェーとチリのペアを3-0で破った。

5月17日のスケジュール:

男子シングルス:3回戦、準々決勝

女子シングルス:3回戦、準々決勝

男子ダブルス:準々決勝、準決勝

女子ダブルス:準々決勝、準決勝

出場日本人選手一覧:

男子:

森薗政崇(岡山リベッツ)

木造勇人(愛知工業大学)

宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)

戸上隼輔(野田学園高校)

柏竹琉(JOCエリートアカデミー/帝京)

平野友樹(協和発酵キリン)

神巧也(T.T彩たま)

田添響(木下グループ

田添健汰(木下グループ)

松平賢二(協和発酵キリン)

女子:

大藤沙月(ミキハウスJSC)

相馬夢乃(遊学館高校)

中森帆南(ミキハウスJSC)

出澤杏佳(大成女子高校)

長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)

木原美悠(JOCエリートアカデミー)

小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)

佐藤瞳(ミキハウス)

芝田沙季(ミキハウス)

加藤美優(日本ペイントホールディングス)

橋本帆乃香(ミキハウス)

塩見真希(ミキハウス)

成本綾海(中国電力)

木村光歩(中国電力)

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