ワールドラグビーとラグビーワールドカップ2019組織委員会は10月10日、非常に強い台風19号の日本接近に伴い、12日に開催が予定されていた2試合を中止すると発表した。日本代表戦を含む13日に開催される試合に関しては、台風通過後の安全性を調査の上、試合開催可否判断を行うとしている。
■開催中止試合
- 10月12日(土)13:45 ニュージーランド対イタリア@豊田スタジアム
- 10月12日(土)17:15 イングランド対フランス@横浜国際総合競技場
同日、福岡で開催されるアイルランド対サモア(19時45分キックオフ@東平尾公園博多の森球技場)は、予定通り開催される見込みとしている。13日の試合を含め、試合が中止となる場合は、原則キックオフ6時間前までに告知される。
開催中止を決定した理由について組織委員会は「今回の判断に際し、私どもが重要視したのは、観客、選手、大会を支えるスタッフ・ボランティアら全ての関係者が安全に試合安全に試合をご観戦いただき、運営できること、そして一貫性を持った判断のためのラグビーW杯大会規定の遵守です」と説明している。試合中止となった場合は、以下の大会規則により「引き分け」として、両チームに勝ち点2ずつが与えられ、振替試合は行われない。
「プール戦に予定していた試合日に開催できない場合、翌日に延期することはせず、試合中止とみなす。試合結果は引き分けと宣言され、各チームに勝ち点2ずつ付与されるが、得点記録はなしとする」
なお中止された試合のチケットは全額払い戻しとなり、払い戻し方法については、チケットホルダーにあらためてメールにて案内するとしている。