FIE(国際フェンシング連盟)女子サーブルW杯ソルトレーク大会(アメリカ合衆国)が現地時間12月13日に開幕。13日と14日に個人戦が行われ、江村美咲(中央大学)が5位で日本人最上位となった。15日は団体戦を開催。日本は順位決定トーナメントに回り、13位で大会を終えた。
13日の予選プール戦には、日本から11選手が出場。江村美咲、青木千佳、田村紀佳が5勝を挙げて本戦出場を決めた。木村毬乃、浦野夏菜、福島史帆実、小林かなえ、月野敬子は予選トーナメント1回戦に進出。高嶋理紗は同2回戦からの出場となる。一方、櫛橋茉由と佐々木陽菜は予選敗退となった。予選トーナメントの結果、小林のみが本戦進出。ほかは敗退となった。
2日目の決勝トーナメントでは、田村と小林が1回戦敗退。青木も2回戦で敗退となる。江村は1回戦でアラセリ・ナヴァッロ(スペイン)を15-6、2回戦でセシリア・ベルダー(フランス)を15-14で下すと、3回戦でアリーナ・ミハイロワ(ロシア)に15-12で白星。ベスト8に進出する。準々決勝ではマノン・ブリュネ(フランス)に10-15で黒星。大会を5位で終えた。
優勝はブリュネを準決勝で破ったオリガ・ハルラン(ウクライナ)。準優勝はチェン・チアルイ(中国)、3位はブリュネだった。上位3選手と日本勢の成績は以下の通り。
- 1位:オリガ・ハルラン(ウクライナ)
- 2位:チェン・チアルイ(中国)
- 3位:マノン・ブリュネ(フランス)
- 5位:江村美咲(中央大学)
- 24位:青木千佳(NEXUS)
- 40位:田村紀佳(旭興業株式会社)
- 58位:小林かなえ(東京女子体育大学)
- 76位:高嶋理紗(法政大学)
- 84位:浦野夏菜(警視庁)
- 98位:福島 史帆実(株式会社セプテーニ・ホールディングス)
- 118位:木村毬乃(株式会社なとり)
- 133位:月野敬子(法政大学)
- 159位:櫛橋茉由(京都クラブ)
- 167位:佐々木 陽菜(全日本空輸株式会社)
15日の団体戦には、青木・江村・福島・田村が日本代表チームとしてエントリー。1回戦・ペルー代表戦に45-10で勝利を収めるも、2回戦でウクライナ代表に39-45で黒星。9位決定トーナメントに回る。しかし、その1回戦でアゼルバイジャン代表に26-45で敗れ、13位決定トーナメントへ。13位決定トーナメントでは、カナダ代表に45-31、続くトルコ代表戦で45-33の勝利を収め、13位で大会を終えた。
優勝は、決勝でハンガリー代表を破ったフランス代表。日本に勝利を収めたウクライナは、3位決定戦でアメリカ合衆国代表に敗れ、4位だった。