【ハンドボール】女子世界選手権:おりひめジャパン、スペイン代表に2点差惜敗

1 執筆者 渡辺文重
後半の追い上げも実らず惜敗(写真は2017年の国際親善試合)

第24回IHF(国際ハンドボール連盟)女子世界選手権はメインラウンドが開催中。おりひめJAPAN(女子ハンドボール日本代表)は12月10日、パークドーム熊本(熊本県熊本市)でスペイン代表と対戦し、31-33で惜敗。7-8位決定戦進出はならず、メインラウンド敗退が決定した。

IHFランキング13位の日本に対し、スペインは同15位。しかし日本がメインランド初戦・モンテネグロ代表戦を26-30で落とし、準決勝進出の可能性を絶たれたのに対し、スペインは大会を通じて無敗となっている。

試合は前半、両チームともに互角の戦いを繰り広げる。しかし終盤にスペインが連続で得点を重ね、13-17のスペイン4点差リードで前半を終える。後半は日本が主導権を握り、二度の3連続得点などで一時は逆転に成功するも、スペインが激しい反撃を見せる。後半のスコアだけを見れば18-16と、日本が優勢に進めたものの、合計スコアは31-33でスペインに軍配が上がった。

予選ラウンドの延長として行われるメインラウンドの対戦成績は、0勝4敗で日本は5位。スペインは3勝1敗で2位となった。日本は11日、メインラウンド0勝4敗で6位のルーマニア代表との大会最終戦に臨む。

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