バレーボールのVリーグは4月7日、14日に男子ファイナルでパナソニックパンサーズとJTサンダーズが対戦する。
ファイナルでは、レギュラーラウンドとファイナルラウンドを勝ち抜いてきた2チームが、日本一を懸けて2回戦を戦う。2試合の結果が1勝1敗になった場合は、1セットを取った方が優勝のゴールデンセットに突入する。
昨季、V・プレミアリーグを制したパナソニックは、昨年の世界選手権で主将として母国ポーランドを優勝に導いたミハウ・クビアクや、日本代表で活躍する山内晶大を中心に今季も勝ちを重ねた。レギュラーラウンドを首位で終え、アドバンテージポイントを得てファイナル6に進むと、首位でファイナルに進出した。攻守ともに日本トップクラスの実力を誇るパナソニックは、今季も優勝候補筆頭だ。
一方のJTは、レギュラーラウンド4位ながらファイナル6ではパナソニック以外の4チームに勝利。準決勝のファイナル3では、好調の東レに2連勝してファイナルに駒を進めた。昨年の全日本バレーボール選手権では準決勝でパナソニックをフルセットの末に下し、勢いそのままに優勝。212センチメートルのトーマス・エドガーや主将の山本将平を中心に、今季2つ目のタイトルを狙う。
昨季の王者パナソニックか、全日本選手権の覇者JTか。新生『V.LEAGUE』で最初の、そして平成最後の優勝を手にするのはどちらだろうか。