バドミントン中国OP開幕:初日は桃田ら2回戦進出、奥原・山口は共に初戦敗退

1 執筆者 大石ななみ
初戦で中国選手を圧倒した桃田賢斗(写真はジャパンオープン)

9月17日、バドミントンの「BWFワールドツアー・中国オープン」が中国・常州で開幕した。初日は各種目の第1回戦が行われ、男子シングルス世界ランク1位で8月の世界選手権でも優勝した桃田賢斗が2回戦進出を決めた。女子同1位の山口茜と、同3位の奥原希望は初戦での敗退を喫した。

男子シングルスの桃田は、同19位のリン・ダン(中国)を2 – 0で撃破し、順調に次戦へと駒を進めた。同17位の常山幹太も同7位のビクター・アクセルセン(デンマーク)を2 – 1で破り、2回戦に進出した。

女子シングルスは、同16位の髙橋沙也加が同21位ニッチャオン・ジンダポル(タイ)に2 – 1(12 – 21、21 – 17、21 – 19)で見事逆転勝ち。一方、世界選手権を3度制し、2016年のリオ五輪で金メダルに輝いたキャロリーナ・マリン(スペイン)と対戦した奥原希望は0 – 2で敗れ、初戦敗退。山口も格下の同33位エフゲニア・コセツカヤに1 – 2(22 – 20、17 – 21、22 – 24)で惜敗した。

男子ダブルスは、男子ダブルス世界ランク4位の「ソノカム」こと園田啓悟・嘉村健士ペアがマレーシアペアを2 – 1で下し、2回戦に進出。同9位の保木卓朗・小林優吾ペアは同1位のマルクス・フェルナンディ・ギデオンとケビン・サンジャヤ・スカムルジョのペア(インドネシア)に0 – 2でストレート負けを喫し、初戦敗退となった。

女子ダブルスは、女子ダブルス世界ランク1位の「ナガマツ」こと永原和可那・松本麻佑ペアが中国ペアを2 – 1で下した。

混合ダブルスは、同3位の渡辺勇大・東野有紗ペア、同28位の金子祐樹・松友美佐紀ペアがそれぞれ香港ペア、アイルランドペアに勝利して2回戦進出を決めた一方で、同22位保木卓朗・永原和可那ペアは同1位のジェン・シーウェイとファン・ヤチョンペア(中国)に敗れた。

18日に出場する日本人選手は下記の通り。

男子シングルス1回戦

  • 西本拳太

女子シングルス1回戦

  • 大堀彩

男子ダブルス1回戦

  • 遠藤大由・渡辺勇大ペア
  • 井上拓斗・金子祐樹ペア

女子ダブルス1回戦

  • 福島由紀・廣田彩花ペア(日本人対決)
  • 櫻本絢子・髙畑祐紀子ペア(日本人対決)
  • 髙橋礼華・松友美佐紀ペア

混合ダブルス1回戦

  • 権藤公平・栗原文音ペア
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