バドミントン中国OP 4日目:桃田賢斗、髙橋沙也加がベスト4入り、フクヒロとタカマツは準決激突へ

1 執筆者 小川秀彦
ベスト4入りを決めた髙橋沙也加。リオ五輪金・3度の世界女王カロリーナ・マリンとの準決勝に挑むことに

9月20日、バドミントンの「BWFワールドツアー・中国オープン」4日目が中国・常州で開催され、男女シングルでは桃田賢斗、髙橋沙也加、ダブルスでは女子のフクヒロペア、タカマツペアが準決勝進出を決めた。

男子シングルスは、世界1位の桃田賢斗と同17位の常山幹太(同17位)による日本人同士の準々決勝が行われ、桃田がストレート(21 - 11、21 - 8)で快勝。準決勝に進んだ。

女子では、女子世界ランキング16位の髙橋沙也加が格上の同6位ラチャノック・インタノン(タイ)に第1ゲームを奪われながらも、2本目(21 - 14)、3本目(22 - 20)と粘り勝ち。ベスト4入りを果たした。

女子ダブルスの“フクヒロ”こと福島由紀/廣田彩花ペアは、韓国の強豪ペア、イ・ソヒ/シン・ソンチャンをストレートで撃破。“タカマツ”こと高橋礼華/松友美佐紀ペアもインドネシアペアに2-1の接戦で勝利した。この結果、21日の準決勝はフクヒロ vs. タカマツの日本人ペア対決となった。

一方、男子の園田啓悟/嘉村健士は、ファジャル・アルフィアン/ムハマド・リアン・アルディアントのインドネシアペアに惜敗。遠藤大由/渡辺勇大は前日に井上拓斗/金子祐樹を撃破した男子ダブルス世界2位のモハンマド・アーサン/ヘンドラ・セティアワンに敗れた。

混合ダブルスも、渡辺勇大/東野有紗ペアが韓国ペアにストレート負け、金子祐樹/松友美佐紀ペアは混合世界1位の中国ペア(ジェン・シーウェイ/ファン・ヤチョン)に力及ばず。女子以外はいずれもベスト8で敗退となった。

21日に出場する日本人選手は下記の通り。

男子シングルス準決勝

  • 桃田賢斗

女子シングルス準決勝

  • 髙橋沙也加

女子ダブルス準決勝

  • 高橋礼華/松友美佐紀ペア vs. 福島由紀/廣田彩花ペア
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