バドミントン世界選手権2日目:山口茜がまさかの初戦敗退

1 執筆者 鈴木花
世界ランク1位の山口茜は、まさかの2回戦敗退(写真はジャパンオープン)

スイスのバーゼルで行われているバドミントンの世界選手権が、現地8月20日に2日目を迎えた。この日は、男女シングルス、混合ダブルスの3種目で2回戦の前半が行われ、男女ダブルスでは1回戦の後半が行われた。前回優勝者の桃田賢斗、奥原希望は順当に3回戦進出を果たした。世界ランク1位の山口茜は、まさかの初戦敗退となった。

男子シングルスは、世界ランク1位の桃田がスペイン人選手に2 – 0(21-10、21-7)で危なげないストレート勝ち。西本拳太は、世界ランク28位のワン・ツー・ウェイ(台湾)との接戦を2-1(25-23、13-21、21-16)で制した。常山幹太は、翌21日にメキシコ人選手と対戦する。

女子シングルスは、山口茜が、シンガポールのイェオ・ジア・ミンに0-2(14-21、18-21)のストレート負け。世界ランク32位の選手を相手に初戦敗退し、波乱の早期敗退となった。奥原希望は、ロシア人選手に2-0(21-12、21-14)の勝利。相手を寄せ付けなかった。大堀彩、髙橋沙也加は、いずれも世界ランキング上位の中国人選手に敗れた。

混合ダブルスの1回戦シードの渡辺勇大・東野有紗ペアは、インドネシアのペアに2-1で勝利し、3回戦に駒を進めた。保木卓朗・永原和可那ペアは、マレーシアのペアに2-1(19-21、27-25、21-16)で逆転勝ち。粘り強い戦いで勝ちきった。金子祐樹・松友美佐紀ペアは、翌21日に香港のペアと対戦する。

男女ダブルスでは、1回戦の後半が行われた。男子ダブルスの井上拓斗・金子祐樹ペアがインドのアルン・ジョージ/サンヤム・シュクラペアに2-0で快勝した。保木卓朗・小林優吾ペアがシードで、翌日の2回戦から出場。米国のペアと対戦する。園田啓悟・嘉村健士ペア、遠藤大由・渡辺勇大ペアも同じくシードで2回戦から出場する。

女子ダブルスでは、世界ランク1位の永原和可那・松本麻佑ペア、同2位の髙橋礼華・松友美佐紀ペア、同3位の福島由紀・廣田彩花ペア、そして同8位の米元小春・田中志穂ペアは、それぞれシードで2回戦から出場する。試合は、翌21日に行われる。

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