現地時間の3月14日、英国のバーミンガムで行われている『BWF(世界バドミントン連盟)ワールドツアー・全英オープン』が4日目を迎えた。男子ダブルスの“エンワタ” “こと遠藤大由/渡辺勇大(日本ユニシス)ペア、女子ダブルスの“フクヒロ”福島由紀/廣田彩花ペア(アメリカンベイプ)が決勝進出を決めた。
男子ダブルス世界6位の遠藤大由/渡辺勇大の“エンワタ”ペアは、準決勝で世界31位のロシアのペアと対戦。2-0(21-16、21-15)の快勝で、決勝進出を決めた。決勝では、マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョの世界1位のインドネシアペアと対戦する。
女子ダブルスの準決勝では、世界3位の“フクヒロ” 福島由紀/廣田彩花ペアと、同7位の“タカマツ”高橋礼華/松本美佐紀ペア(日本ユニシス)の日本勢対決となった。Tokyo2020(東京五輪)の出場権を争うライバル同士の一戦は、福島/廣田の“フクヒロ”ペアが、2-0(21-12、21-12)で制した。”フクヒロ”ペアが2年ぶりに戦う決勝では、世界6位のドゥ・ユエ/リー・インフィの中国ペアと対戦する。同ペアは、準々決勝で、日本の“ナガマツ” 永原和可那/松本麻佑(北都銀行)を破っている。
女子シングルス世界ランク4位の奥原希望(太陽ホールディングス)は、世界ランク1位、昨年と同じく中国の陳雨菲と対戦した。0-2(21-14、23-21)と、最後の粘りも届かず、2年連続でストレート負けを喫した。奥原は、今大会の結果を受けて、東京五輪出場が内定している。
世界バドミントン連盟は、今大会の終了後、約1ヶ月の中断期間を設けることを発表している。複数の国際大会が中止、延期になることで、東京五輪への出場条件にも影響を与えることになる。詳細は、後日発表するとしている(関連記事はこちら⇒リンク)。