現地時間の8月3日、タイのバンコクで行われているバドミントンのタイオープンは5日目を迎えた。男女シングルス、男女および混合ダブルスの準決勝が行われた。日本勢で決勝進出を決めたのは、女子ダブルスの米元小春・田中志穂(ともに北都銀行)ペアと混合ダブルスの渡辺勇大・東野有紗(ともに日本ユニシス)ペアの2組。
女子ダブルスは、世界ランク8位の米元小春・田中志穂ペアが韓国のペアと対戦。2-0(21-19、21-19)のストレート勝ちで、決勝進出を決めた。決勝では、世界ランク7位の杜玥ら中国ペアと対戦する。
混合ダブルスは、渡辺勇大・東野有紗ペアは、世界ランク9位香港のタン・チュンマンを擁するペアと対戦。前日に金子祐樹・松友美佐紀ペア(ともに日本ユニシス)を倒したペアを相手に、渡辺・東野ペアは2-0(21-14、21-9)と快勝した。決勝では、中国の王懿律・黄东萍と対戦する。
男子シングルスの常山幹太(トナミ運輸)は、香港の伍家朗と対戦。世界ランク12位の強豪を相手に0-2(9-21、21-23)で敗れた。第2セットでは、デュースまでもつれたものの、最後は力尽き、連覇はならなかった。
女子シングルスの髙橋沙也加(日本ユニシス)は、中国の陳雨菲との準決勝を迎えた。21歳の若手ながら、すでに世界ランク4位の実力者を相手に、最終セットまで持ち込んだものの、2-1(20-22、21-15、14-21)で敗れた。
男子ダブルスでは遠藤大由・渡辺勇大(ともに日本ユニシス)ペアが、同種目世界ランク2位の李俊慧らの中国ペアと対戦した。遠藤・渡辺ペアは、世界ランク5位。世界トップランク同士のハイレベルなチーム同士の戦いとなったが、遠藤・渡辺ペアは、0-2(13-21、20-22)で敗れた。
8月3日出場選手一覧:
女子ダブルス:米元小春・田中志穂(ともに北都銀行)ペア
混合ダブルス:渡辺勇大・東野有紗(ともに日本ユニシス)ペア