【バドミントン】WTファイナルズ第4日|桃田、”ナガマツ”、”エンワタ”が決勝進出

1 執筆者 鈴木花
女子ダブルスの“ナガマツ” 永原和可那・松本麻佑が”フクヒロ”との日本人対決を制し、決勝へ(写真はジャパンオープン)

現地時間の12月14日、BWF(世界バドミントン連盟)ワールドツアー(WT)の年内最終戦、『WTファイナルズ』の4日目が行われた。各種目で準決勝が行われ、男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)、女子ダブルスの“ナガマツ” 永原和可那・松本麻佑(ともに北都銀行)ペア、そして男子ダブルスの“エンワタ” 遠藤大由・渡辺勇大(ともに日本ユニシス)ペアが決勝進出を果たした。

男子シングルス世界ランク19位の台湾の選手と対戦した桃田賢斗は、2-0(21-17、21-12)の快勝で決勝進出を決めた。

桃田は同試合を「相手はすごく攻撃力のある選手だったが、しっかりスピードを上げて自分が主導権を握ることができたので、そこが良かったと思う」と振り返った。

また、15日の決勝に向けて「あと1試合、自分が持ってる全てを出し切りたいと思う」と意気込んだ。決勝では目下の最大のライバルであるアンソニー・シニスカ・ギンティング(インドネシア)と対戦する。

女子ダブルスでは、永原和可那・松本麻佑の“ナガマツ”ペアが、世界ランク2位の“フクヒロ”福島由紀・廣田彩花(ともにアメリカンベイプ岐阜)ペアと対戦。日本勢同士の直接対決を2-1(13-21、21-17、21-9)の逆転で制し、決勝に駒を進めた。

今大会で全勝中の男子ダブルスの“エンワタ” 遠藤大由・渡辺勇大ペアは、世界ランク1位のマルクス・フェルナルディ・ギデオン擁する世界ランク1位のインドネシアのペアを2-1(21-11、15-21、21-9)で下した。

女子シングルスでは、奥原希望(太陽ホールディングス)、山口茜(再春館製薬所)がそれぞれ準決勝で敗れた。奥原は、世界ランク1位の強豪、台湾の戴資穎に0-2(15-21、18-21)に敗れた。山口は世界ランク2位、中国の陳雨菲に0-2(18-21、9-21)で2日連続でストレート負けを喫した。

混合ダブルスで世界ランク3位の“ワタヒガ”渡辺・東野有紗(日本ユニシス)は、中国の世界1位ペアに1-2(7-21、21-12、16-21)で敗れ、ベスト4敗退となった。

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