現地時間1月11日、FIS(国際スキー連盟)ノルディック複合W杯男子個人9戦目が、ヴァル・ディ・フィエンメ(イタリア)で行われ、日本の渡部暁斗(北野建設)は16位だった。ビンツェンツ・ガイガー(ドイツ)が優勝した。
2季ぶりのW杯総合制覇を狙う渡部暁斗は、前半のジャンプで99.5メートルを飛んで136.3点の6位につけた。後半のクロスカントリーでは順位を落とし、トップから41.9秒差の16位に終わった。
そのほかの日本勢では山本涼太(早稲田大学)が37位、永井秀昭(岐阜日野自動車)が38位だった。
優勝したのは、前日のW杯第8戦で準優勝だったドイツのビンツェンツ・ガイガー(スキージャンプのカール・ガイガーとは遠縁の親戚とされる)。第8戦で優勝したヤール・マグヌス・リーベル(ノルウェー)は、ガイガーから0.4秒差の2位だった。3位にはヨルゲン・グローバク(ノルウェー)が入った。
FISノルディック複合W杯男子個人第9戦・ヴァル・ディ・フィエンメ大会結果
- 1位.ビンツェンツ・ガイガー(ドイツ)
- 2位.ヤール・マグヌス・リーベル(ノルウェー)
- 3位.ヨルゲン・グローバク(ノルウェー)
- 16位.渡部暁斗(日本)
- 37位.山本涼太(日本)
- 38位.永井秀昭(日本)