現地時間の1月25日、ドイツのオーベルストドルフで男子ノルディック複合ワールドカップ団体第2戦が行われた。この団体戦では、同種目の強豪国9カ国が順位を競う。日本チームは、渡部暁斗(北野建設)、山本涼太(早稲田大学)、渡部善斗(北野建設)、永井秀昭(ダイチ)の4選手で挑み、銅メダルを獲得した。優勝はノルウェー、2位にはドイツが続く。
ジャンプで、4人合計で498.4ポイントで3位に入った日本チームは、ジャンプで首位のノルウェーに1分33秒遅れでスタートした。クロスカントリーでは、5キロの道のりを、渡部暁斗は12分11秒7、山本涼太が13分22秒5、永井秀昭が13分15秒3、そして渡部善斗が13分31秒3の合計52分20秒8と全体5位のタイムを記録。ジャンプの成績で得たタイム差の総合で、首位ノルウェーと2分50秒4差で3位に入った。
優勝のノルウェーは、得意のジャンプで得たタイム差を生かして、クロスカントリーのタイムでは51分03秒4と全体4位ながらも、2位に1分30秒以上の差をつけて優勝した。2位のドイツは、ジャンプで出遅れ、逆転優勝には手が届かなかった。翌26日には、個人第10戦が行われる。