アメリカ・ニューヨークで行われているテニス全米オープン。大会2日目は男子シングルスで上位シードが敗れる波乱が相次いだ。
世界ランク2位のラファエル・ナダル(スペイン)は同60位ジョン・ミルマン(オーストラリア)をストレートで下し、順当に2回戦へと駒を進めた。
しかし、世界ランク4位のドミニク・ティーム(オーストリア)は同87位トーマス・ファビアーノに4-6、6-3、3-6、2-6で敗北。まさかの1回戦敗退を喫することになった。世界ランク8位のステファノス・チチパス(ギリシャ)も、同43位のアンドレイ・ルブレフに4-6、7-6(5)、(7)6-7、5-7で敗れ、7月のウィンブルドンに続いて1回戦で姿を消すことになってしまった。また、世界ランク9位のカレン・ハチャノフ(ロシア)もフルセットの末に1回戦で敗退。
この結果、男子シングルスは1回戦を終えて上位12シードのうち5選手が姿を消すという波乱の幕開けとなった。上位勢の早期敗退は今大会にどのような影響をもたらすのだろうか。