【テニス】西岡良仁がデビスカップ欠場…検疫のリスクを避け、次戦に向けて米国入り

西岡良仁がデビスカップ欠場

デビスカップの日本代表に選出されていた西岡良仁が、メンバーから外れることになった。

男子テニスの国別対抗戦デビスカップ予選ラウンド、日本vsエクアドルが3月6日~7日に兵庫県のブルボンビーンズドームで行われる。代表メンバーに選出されていた西岡だったが、本人が自身の公式SNSで欠場することを表明している。

西岡は「自分勝手で申し訳ございませんが、是非ご理解して貰えるとありがたいです」と前置きしたうえで、代表から外れた理由を述べている。

「当初参加予定でしたデビスカップですが、急ではありますが不参加となりました。ドバイを終えて日本に戻りその時まではデビスカップは参加予定だったのですが、コロナウイルスの脅威と共に次の大会があるアメリカへの入国できなくなる可能性が出てきた為、ドバイから帰国後すぐアメリカに飛びました」

西岡はすでにアリゾナ州フェニックスに滞在しており「明後日インディアンウェルズへ入る予定です。デビスカップでプレーをお見せすることができず申し訳ございません」と綴った。

現在、新型コロナウイルスの感染拡大が問題になっていることは周知のとおり。もし日本でデビスカップに出場した場合、アメリカに入国した際に検疫によって次の公式戦「ATP1000 インディアンウェルズ」「ATP1000 マイアミ」に出場できなくなるおそれがあることから、西岡はデビスカップ欠場という決断に至ったようだ。

西岡は現在、ATPランキング48位に付けており、東京五輪の男子シングルス出場権獲得条件である、6月8日時点での56位以内をが射程圏に入っている。公式戦でのポイント加算が至上命題となっている西岡にとって、デビスカップ回避は苦渋の決断だったようだ。

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