3月11日、国際テニス連盟(ITF)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響で、女子テニスの国別対抗戦「フェドカップ」のファイナルラウンドおよびすべてのプレーオフの延期を発表した。日本は4月17日と18日に、ウクライナとのプレーオフ(ITC靱テニスセンター/大阪)が予定されていた。
今回ITFは、4月17日からハンガリーで開催予定だったファイナルラウンドと、世界の8か所で行われるプレーオフの全試合を延期すると発表した。代替日については適した日程を検討し、後日決定するとしている。
日本は2月7日と8日にスペインで行われたフェドカップ・予選ラウンドで、スペインと対戦した。大坂なおみは第1戦に出場したが敗戦。チームも1勝3敗でスペインに破れプレーオフに回った。プレーオフでは4月17日、18日にウクライナと戦う予定となっていたが、延期となっている。
フェドカップ(Fed Cup)は、1963年から開催されている女子テニスの国別対抗戦で、毎年行われる。男子のデビスカップに相当する。2019年大会はフランスが優勝した。最多優勝はアメリカの18回。