【テニス】大坂なおみの試合がWTA2019年のベストマッチ第1位に…チャイナOP準々決勝
女子テニス協会(WTA)が発表する2019年シーズンのベストマッチの第1位に大坂なおみの試合が選出された。
そのカードは10月に行われたチャイナ・オープンの準々決勝、大坂なおみvsビアンカ・アンドレースク(カナダ)の一戦。この試合は2019年の全豪女王vs全米女王という、同年のグランドスラムウィナー対決の構図でもあった。
大坂は第1セットを5-7で奪われて追う展開になるが、ここから奮起。第2セットを6-3で取り返すと、ファイナルセットではアンドレースクにブレイクを許したものの、5ゲーム連取など圧巻のプレーを見せて取り返し、2-1で逆転勝利。試合時間は2時間13分に達し、試合後に大坂は冗談交じりで「これ以上プレーしたくないわ」と語っていた。アンドレースク撃破で弾みを付けた大坂は、その後この大会を制し、チャイナ・オープン初優勝を飾っている。
なお、WTA選定のベストマッチで、大坂なおみは3位のベリンダ・ベンチッチ(スイス)戦に続いて、ベスト5に2つ選ばれている。
WTA選定、2019年のベストマッチは以下のとおり。
1位:大坂なおみ(日本)vsビアンカ・アンドレースク(カナダ)|チャイナ・オープン準々決勝
2位:アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)vsキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)|イーストボーン国際ラウンド16
3位:大坂なおみ(日本)vsベリンダ・ベンチッチ(スイス)|マドリード・オープン準々決勝
4位:アシュリー・バーティ(オーストラリア)vsペトラ・クビトバ(チェコ)|マイアミ・オープン準々決勝
5位:シモーナ・ハレプ(ルーマニア)vsビアンカ・アンドレースク(カナダ)|WTAファイナルズ