全豪オープンの男子シングルス決勝で準優勝に終わったドミニク・ティエム。激闘の影響から、次に予定していた公式戦を回避する運びとなった。
10日より開幕するATP250シリーズ、アルゼンチン・オープンにティエムはエントリーしていたが、同大会の出場を見送る意向を示した。
ティエムは大会公式SNSを通して「オーストラリアでは素晴らしい戦いをすることができた。だがこの大会での消耗が激しく、シーズンをこのまま戦い続けることは危険だと判断した。そのため、アルゼンチン・オープンを欠場することになった。ブエノスアイレスは美しい景観でいつも訪れるのが楽しみな街ではあるんだけど、大会に参加することができなくて本当に申し訳なく思っている。また改めて、この大会に参加したい」とのメッセージを発信した。
2日に閉幕した全豪オープンにおいて、ティエムは自身初となるグランドスラム決勝進出を果たした。だがノバク・ジョコビッチ(セルビア)と3時間59分の激闘を演じたものの、セットカウント2-3で惜しくも敗れていた。