オリンピック、リオデジャネイロ大会のテニス競技、女子シングルスで金メダルを獲得したモニカ・プイグ(プエルトリコ)が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い東京五輪が1年延期となったことについて、自身のSNSでコメントを発した。
プイグは「オリンピックの延期は難しい決断だったと思う。だけど、この判断に心から安心しています。今ある状況はかつてないほど厳しいものだけど、今すべきことはみんなの命、健康、家族に感謝する時間に充てるべきだと思うの」とメッセージを発した。
「スポーツはいつだってできるし、また再びプレーする機会はやってくる。人々の健康を優先したこの決断を誇りに思います。2021年、東京で会いましょう」
プイグは現在WTAランキング90位。2016年のリオ五輪ではガルビネ・ムグルッサ(スペイン)、ペトラ・クビトバ(チェコ)、アンゲリク・ケルバー(ドイツ)とグランドスラム優勝者を次々に撃破し、プエルトリコに五輪初の金メダルをもたらした英雄として知られる。
リオ五輪で一躍脚光を浴びたプイグも、東京五輪の延期についてはやむ無しと受け止めているようだ。