【テニス】アンディ・マレーらがビデオゲーム大会に参戦…寄付募る目的

1 執筆者 渡辺文重
アンディ・マレーらの参戦が明らかに

男女共催のプロテニストーナメント「ムチュア・マドリード・オープン」は4月6日、同大会が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により中止となったことを受け、オンラインビデオゲームの開催を発表。9日、元世界ランキング1位のアンディ・マレー(イギリス)らの参戦を明かした。

9日に大会Twitter(ツイッター)アカウントで明かされた最初の4人は、以下の通り。

  • アンディ マレー(Andy Murray/イギリス)ATPシングルス129位
  • アンゲリク ケルバー(Angelique Kerber/ドイツ)WTAシングルス21位
  • リュカ プイユ(Lucas Pouille/フランス)ATPシングルス58位
  • カルラ スアレス ナバーロ(Carla Suarez Navarro/スペイン)WTAシングルス68位

大会には男女16選手が参加。4人ずつに分かれてグループリーグを行い、上位2名がノックアウトステージに進出する。

ムチュア・マドリードOPは、本来であれば5月3日に開幕。クレーコートで行われることから、全仏OP(5月下旬開幕)の前哨戦に位置付けられていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、延期となった。これを受けて大会組織員会は「Mutua Madrid Open Virtual Pro」を設立。4月27日から30日までの4日間、オンラインビデオゲームによる大会を実施することとなった。

優勝賞金は15万ユーロ(約1800万円)で、優勝者はこの中から、経済的に困窮しているテニスプレーヤーに寄付する金額を決めることができるほか、大会の目的も、寄付金を集めることとなっている。

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