スキージャンプ伝統の「ジャンプ週間」最終戦を兼ねたFIS(国際スキー連盟)ワールドカップ第11戦、ビショフスホーフェン大会(オーストリア)決勝が現地時間1月6日に行われた。ジャンプ週間2018-2019シーズン総合優勝の小林陵侑は同最終戦を7位で終え、総合4位に終わった。
W杯第11戦決勝は6日、ビショフスホーフェン(ヒルサイズ=HS142メートル)で行われた。W杯第11戦は、年末年始に行われる伝統の4連戦「ジャンプ週間」の最終戦を兼ねており、昨季は、小林が4戦4勝で総合優勝。今季の小林は、第3戦終了時点で総合4位となっていた。
予選を6位で通過した小林は、1回目のジャンプが135.5メートル(137.8ポイント)で11位。2回目は138.0m(141.2pt)を記録したが、合計279.0ptで7位に終わった。優勝はダビド・クバツキ(ポーランド)。1回目のジャンプで143.0m(151.6pt)を記録すると、2回目も140.5(149.3pt)を記録した。ビショフスホーフェン大会を制したクバツキは、ジャンプ週間総合優勝も果たしている。
W杯第11戦およびジャンプ週間総合のランキング(上位6選手と日本人選手)は以下の通り。
W杯第11戦・ビショフスホーフェン大会(1/5-6・オーストリア)
1.ダビド クバツキ(ポーランド)300.9pt
2.カール ガイガー(ドイツ)291.0pt
3.マリウス リンヴィク(ノルウェー)289.4pt
4.シュテファン クラフト(オーストリア)287.4pt
5.ペテル プレヴツ(スロベニア)283.6pt
6.ダニエル アンドレ タンデ(ノルウェー)279.3pt
7.小林陵侑(土屋ホームスキー部)279.0pt
8.伊東大貴(雪印メグミルクスキー部)276.4pt
12.佐藤幸椰(雪印メグミルクスキー部)271.3pt
29.小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部)237.8pt
36.中村直幹(東海大学札幌スキークラブ)112.5pt(1回目のみ)
37.竹内 択(飯山市スキークラブ)112.1pt(1回目のみ)
38.佐藤慧一(雪印メグミルクスキー部)111.9pt(1回目のみ)
ジャンプ週間総合
1.ダビド クバツキ(ポーランド)1131.6pt
2.マリウス リンヴィク(ノルウェー)1111.0pt
3.カール ガイガー(ドイツ)1108.4pt
4.小林陵侑(土屋ホームスキー部)1096.0pt
5.シュテファン クラフト(オーストリア)1086.0pt
6.ヨハン アンドレ フォルファン(ノルウェー)1051.0pt
9.伊東大貴(雪印メグミルクスキー部)1039.0pt
19.佐藤幸椰(雪印メグミルクスキー部)891.3pt
29.小林 潤志郎(雪印メグミルクスキー部)717.3pt
32.佐藤慧一(雪印メグミルクスキー部)557.5pt
33.中村直幹(東海大学札幌スキークラブ)550.7pt
34.竹内 択(飯山市スキークラブ)532.9pt
W杯第12戦は11日から12日にかけて、イタリアのヴァル・ディ・フィエンメで開催される。