12月15日、サッカー男子日本代表”SAMURAI BLUE”は「E-1サッカー選手権2019」最終戦の韓国戦に向けて韓国・釜山市でトレーニングを実施した。小川航基(水戸ホーリーホック)や菅大輝(北海道コンサドーレ札幌)ら香港戦の先発メンバーは軽めの内容で練習を終えた。
香港との試合でハットトリックをした小川や田川亨介(FC東京)など先発した選手たちはランニング、ストレッチといった軽めのメニューで体力の回復に努め、早めに練習を切り上げた。
一方、交代出場した畠中槙之輔(横浜F・マリノス)、上田綺世(鹿島アントラーズ)を含めたそれ以外の選手はボール回しやパス交換で体をほぐした後、5対5のポゼッション練習、3人一組でのシュート練習、4対4のミニゲームを行った。
全体練習が終わると、鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)、井手口陽介(ガンバ大阪)、森島司(サンフレッチェ広島)らがGKを立ててシュート練習を実施するなど、韓国戦に向けて各自で個人練習に取り組んだ。
練習後に鈴木は「2戦やってきて韓国が一番強い相手だと思いますが、ここに勝ってこそ。真価が問われる試合です。五輪世代にとっても僕らの世代にとっても重要な試合になります。ゴールは常に狙っていきたいですし、それを出すことが相手にとって脅威になるので、相手の嫌なところに顔を出していきたいです」とコメントした。
ここまで中国に2-1、香港に5-0で勝っている日本代表は、18日の韓国戦で引き分け以上の結果を出せば、E-1サッカー選手権優勝が決定する。
E-1サッカー選手権2019 放送予定
12月18日(水) 韓国vs日本 19:30キックオフ
<地上波>
フジテレビ系列:19:00~(LIVE)
- 解説:鈴木隆行
- プレイヤーズ解説:小野伸二
- 実況:西岡孝洋
- ピッチリポート:小穴浩司
- MC:ジョン・カビラ、鈴木唯
<CS放送>
フジテレビNEXT:24:00~26:30(録画)
- 解説:鈴木隆行、小野伸二
- 実況:西岡孝洋
- ピッチリポート:小穴浩司
日本代表招集メンバー
今大会は大陸選手権や国際Aマッチデーに開催される試合ではなく協会は選手招集の拘束力を持たないため、日本代表は国内組のみを招集した。J1で得点王になった仲川輝人や大島僚太など国内リーグでの実力派が顔を揃えている。
なお、当初発表されたメンバーに後日、橋岡大樹が追加登録されたほか、室屋成が怪我のため菅大輝が代わりにメンバー入りを果たした。
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GK
1.中村航輔(柏レイソル)
23.大迫敬介(サンフレッチェ広島)
12.小島亨介(大分トリニータ)
DF
2.菅大輝(北海道コンサドーレ札幌)
5.三浦弦太(ガンバ大阪)
4.畠中槙之輔(横浜F・マリノス)
19.佐々木翔(サンフレッチェ広島)
15.渡辺剛(FC東京)
21.古賀太陽(柏レイソル)
22.橋岡大樹(浦和レッズ)
MF
6.大島僚太(川崎フロンターレ)
8.井手口陽介(ガンバ大阪)
18.橋本拳人(FC東京)
7.遠藤渓太(横浜F・マリノス)
17.田中碧(川崎フロンターレ)
14.森島司(サンフレッチェ広島)
10.仲川輝人(横浜F・マリノス)
9.鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)
16.相馬勇紀(鹿島アントラーズ)
3.田中駿汰(大阪体育大学)
FW
13.上田綺世(鹿島アントラーズ)
20.小川航基(水戸ホーリーホック)
11.田川亨介(FC東京)